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イタリア旅行 6日目 ~水の都ヴェネチア・最終日~

いよいよ今回の旅行も最終日。
今日も水の都ヴェネチアはどんよりとした空模様です。

そしてヴェネチアの街が高潮で冠水するアックア・アルタは今日も発生が予想されているので、午前中にサン・マルコ広場の鐘楼に登り、一旦ホテルへ帰ってチェックアウトした後、比較的冠水の影響が少ない島の西側と他の島を周ることにしました。

ヴァポレットで早朝のカナル・グランデを縦断します。

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ゴンドラは貸切ると高いですが、こんな乗り合いの渡しゴンドラもあるんですね。しかも立ち乗りというのがなんとも面白い光景です。

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サン・マルコ広場に到着。早速鐘楼を目指します。

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時間帯によっては長蛇の列となるため、あえて早朝のこの時間を狙いました。天気が悪いことも相まってチケット売り場は全く列もなく、エレベーターも2台待って乗車することができました。

鐘楼から見下ろす景色。ヴェネチアの街を全く違った視点で見ることができます。レンガ色の屋根に統一された無数の家々が並んでいます。

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サン・マルコ広場も早朝ということで人影がまばら。

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すでに冠水時用の通路が敷設されています。

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サン ジョルジョ マッジョーレ教会。午後行くことにしました。

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サン・マルコ寺院の入場待ち列をミニチュアモードで。

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下へ降りると冠水が徐々に始まっていました。運河の方から浸水してくるのかと思いきや、排水口から逆流してくる感じなんですね…まぁ不便ではありますがこれも貴重な体験です。周辺のお店では簡易的なシューズカバーを売っていますが、モノの割にはかなり高いです。ただ、ミラノやフィレンツェのように怪しい物売りはいないのでまだいいですが…

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冠水がひどくならないうちにホテルへ戻ります。途中昨日も買い物したスーパーのCONADで追加のお菓子を購入。荷物をまとめてホテルをチェックアウトします。スーツケースはそのままフロントで預かってもらい、再び街中へ。

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ヴァポレットでサンタ・ルチア駅前を通過しバスターミナルへ。念のため空港行きのバスのりばを確認しておきます。この頃からヴァポレットも運行に影響が出始め、電光掲示板には各ルートとも運休の表示が目立ち始めました。ピーク時にはムラーノ島に逃げようかなと思っていたのですがこちらもすでに運休。仕方ないので島の西部をゆっくり散策することに。

前回訪れた時はなかったトラムが、ヴェネチア本島と対岸のメストレを結んでいました。

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島を南の方向へ歩いていると急に天候が回復してきました。1時間前の曇天がウソのような快晴…

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これはアックア・アルタの名残なのか? それとも何か別の原因なのか?

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やはり青空だと建物の色彩も俄然鮮やかに見えます。

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島の西部は比較的観光客も少なく落ち着いた印象。庶民的なお店や広場もあります。

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アックア・アルタのピークは過ぎましたが、途中一箇所だけ大冠水しているところがありました。

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小一時間散策してやってきたのはカ・レッツォーニコ(Ca' Rezzonico)。

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17世紀に建てられた貴族の宮殿。完成まで100年以上かかったとか。とにかく建物の外観が美しく、チケット売り場やショップがある中庭も素晴らしいです。入館料は10ユーロ

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建物は3階建てで、1階には18世紀の絵画や当時の調度品が展示、2階もたくさんの絵画が展示されています。当時の寝室などもあって、ヴェネチアが隆盛を極めた頃の貴族の華やかな生活ぶりが垣間見れます。

特にメインとなるのはティエポロの天井画。豪華なシャンデリアと共に。

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建物の前は大運河が広がります。

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運行を再開したヴァポレットに乗ってサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へ。
青空をバックにドゥカーレ宮殿と鐘楼のコントラストが美しいです。

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こちらがサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会のファサード。

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教会内部を抜けていくと奥に鐘楼へのエレベーターがあります。5ユーロ。
鐘楼から眺める絶景。サンマルコ寺院やドゥカーレ宮殿などヴェネチアの大パノラマが拡がります。

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サンマルコ広場の鐘楼に比べると、街に囲まれていないので、目の前に海が拡がりとても開放感があります。一方街並みのゴチャゴチャ感は近くに感じられませせんが、ヴェネチアの全景が見渡せますので、写真映りは抜群です。観光客もさほど多くないのもこちらのメリットですが、展望スペースで外が見渡せる場所は狭く、後ろに並んでいる人のことを考えると結構忙しなくなります。

教会そのものも荘厳で見応えのある場所でした。

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いよいよヴェネチアともお別れの時間が近づいてきました。
帰りにパニーニを買って腹ごしらえ。

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ホテルでスーツケースを受け取り、バスターミナルから空港行きのシャトルバスに乗車します。
所要時間は20分ほど。

ヴェネチアの空港は初めて利用しましたがなかなか大きな空港で、国際線はこれから搭乗するトルコ航空やエミレーツ、カタール、エティハドの中東系が主ですが、ヨーロッパ各地からはたくさんのフライトがあります。1年ほど前には僅かな期間でしたが東京からも直行便が飛んでいました。

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イスタンブール行きのトルコ航空。今回は日本まで片道込み込み4万円というチケットをゲットしました。

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トルコ航空はヴェネチア~イスタンブール間を毎日4便飛んでいます。イスタンブールまでは2時間半ほどのフライトです。新婚旅行以来のイスタンブール空港。懐かしいです。

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いろいろとトラブルもあった旅でしたが、楽しい旅行になりました。



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イタリア旅行 5日目 ~水の都ヴェネチア~

アックア・アルタのヴェネチアへ

あっという間のフィレンツェ滞在を終え、今日はこの度の最終目的地、ヴェネチアを目指します。
こちらも8年ほど前にツアーで訪れたものの、島外のホテルに宿泊、本当滞在は半日のみというスケジュールで、かなり消化不良気味であったため、今回はなんとかほぼ2日間の滞在を確保しました。

フィレンツェからヴェネチアへは高速列車イタロ(Italo)を利用します。イタリアの鉄道はトレニタリアが全土にネットワークを張り巡らせていますが、イタロはそれとは別会社で、独自の車両、サービス、料金でナポリ~ローマ~フィレンツェ~ミラノ~トリノを中心に高速列車を運行しています。ただし、駅や線路などの施設は既存のものを使用しており、独自の路線は持っていません。フィレンツェ発が8時55分、ヴェネチア到着が11時。約250kmを2時間で走行します。高速列車という割には距離に比して移動時間が長いような気がしますが、これは途中ボローニャからヴェネツィア間を在来線で走行するので、表定速度が落ちるためです。

フィレンツェ駅もイタロ専用のホームなどは用意されておらず、他の列車同様電光掲示板でホームを確認して乗り込みます。

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雨模様のフィレンツェを出発し北上。ボローニャまでの高速線では300kmで飛ばします。トンネルや切通が多く景色はほとんど楽しめません。

イタロの座席は全部で4クラス。ファーストクラスのクラブ、ビジネスクラスのプリマ、シートはプリマと同じでサービスを簡素化したエクストララージ、そしてエコノミークラスのスマートです。今回日本で半月前にサイトで予約したチケットはエクストララージ。料金はひとり56ユーロ。予約時点での料金はなぜかスマートより安かったです…。

車内の様子。もともと3クラスであったところ、プリマの一部をエクストララージとしたため、座席周りは非常にゴージャスです。

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食事などはついてませんが、自販機でコーヒーやスナックを購入できます。それにしてもこんな自販機のコーヒーでイタリア人は怒らないのか??

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ボローニャを出るとスピードは普通の特急列車と同じに…景色はよく見えます。

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メストレ駅を通過するとヴェネチアへの長い橋を渡っていよいよ到着です。

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シックなレッドに包まれたイタロの車両。フェラーリのデザインも手がけている会社がデザインしたとか。

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残念ながらヴェネチアも雨。そして何より今日は大潮。晩秋から冬の季節、大潮の前後はヴェネチアの街が高潮で冠水するアックア・アルタという現象が発生します。今日はまさにそれが予測されている日。駅を出ると正面のヴァポレット(水上バス)のりばは早くも冠水気味。本来はこのあたりは特別低いエリアではないので、ここらが冠水しかけているということは、一番低いサン・マルコ広場あたりはとうに水浸しのはず。

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とりあえずヴァポレットに乗ってホテルを目指します。ヴァポレットのチケットは一回券もありますが、一日3回以上乗るなら24時間券を購入したほうがお得ですし、48時間、72時間券もあります。ネットで事前購入しておけば、引換番号を券売機に入力するだけで受取可能。駅前の窓口は結構混雑しているので、券売機の利用はおすすめです。チケットは乗り場の入口にあるICカードリーダータッチして改札を受けます。ただ、券売機から出てきたのはペラペラの薄い紙チケット。またどこかで引き換えなきゃいけないのか? と半信半疑でリーダーにかざすと、ピッ!! え?これICカードなの!?

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1番のヴァポレットで駅から4つめ、カ・ドーロ(CA'D'ORO)がホテルの最寄り。ますます水かさを増していく運河にビビリます。なにせスーツケースを引っ張らないといけないので…

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そして、カ・ドーロの桟橋に降り立つとすでにあたりは水浸し…。幸い冠水のひどいところは30cmほどの高さの脚がある臨時の通路が設置されていて、荷物を濡らさずに通行できるようになっていました。大きな荷物を抱えた観光客が一列になって歩く姿はなんとも面白いです。

で到着したホテルはカ・ゴッタルディ(Ca' Gottardi)。Expediaからの予約で約170ユーロ(7%割引クーポン使用)でした。内装は赤い壁紙がクラッシクでゴージャス。フロントは2階ですがスタッフが頼まずともスーツケースを上げてくれました。

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部屋からは小さな水路が眺められます。首を出せば大運河も。

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荷物を置いて一休憩した後、とにかくお腹が空いていたので近くのリストランテ PASQUALへ。自分はボロネーゼ タリアテッレ、妻はボンゴレ、それにイカのフリットとコーヒー。で53ユーロ。やはりヴェネチアは高い…。でも味はとても美味しかったです。

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午後は現地ツアー会社のみゅうで予約していた「ゴンドラ遊覧付!必見のサンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿 ヴェネツィア半日ツアー」というタイトルのツアーに参加します。料金90ユーロと決して安くはありませんが、やはり芸術鑑賞はガイド付きのほうがより深く楽しむことができます。

ヴァポレットに乗って集合場所のサン・マルコ広場へ。
満潮の時間を迎え、街中はまさに最高潮…

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リアルト橋は修復中で半分がファサードに覆われていました。

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広場でガイドさんと合流。今日は私たち夫婦の他に親子連れ3人家族の計5名。冠水する広場を迂回しながら、サン・マルコ寺院を目指します。

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サン・マルコ寺院はこの後訪れるドゥカーレ宮殿と隣接した、ヴェネチア共和国総督の礼拝堂であった場所。もともとはフィレンツェやミラノのような聖堂ではなく、カトリックからは独立した存在の寺院だったそう。その後19世紀には大司教座が置かれたため、現在は正式に聖堂となっています。建物内は撮影禁止。

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続いてゴンドラへ。前回訪れた時にも乗船していましたが、妻が乗りたいというので…ちなみに、このツアーにはゴンドラ付きと付かないプランが有りますが、差額は一人46ユーロ。ツアーだと当然他の方との混乗になります。もともとゴンドラは乗客二人向けに作られているので、場合によってはかなり窮屈な思いをしますから、100ユーロでゴンドラ貸し切った方が満足度は高いでしょう…

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水面に近い目線で見るヴェネチアの街並みは格別です。小さな水路、大運河を巡りながら約40分。

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最後はドゥカーレ宮殿。ヴェネチア共和国の総督邸と政庁が置かれていた建物。外観はどこかイスラム様式を思わせるような白亜の宮殿。建物の中はヴェロネーゼやティントレットなど、ヴェネチア派を代表する画家たちのこれでもかというほどの壁画、天井画で埋められています。

黄金の階段を上がり…

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初めに「4つの扉の間」。天井は漆喰細工飾りで立体的。この部屋は待合室みたいな役割だったそうで…

こちらはティントレットの作品。

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壁画はティツィアーノ。

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続いて元老院の間。外国からの貴賓と会見した場所だそう。豪華な金箔で飾られた天井と壁画もヴェロネーゼの作品。明暗の強いティントレットに比べ、色彩が鮮やかです。特に青い空はとても強い印象を残します。

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十人委員会の間。軍や外交などを管理する共和国の中枢機関。中央の絵はレプリカで、本物はナポレオンが略奪していってしまったそう。

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そして上院ホール。何百人も収容できるという大ホール。正面の壁にはティントレットの天国。幅は20m以上もある世界最大級の油絵。やはりコントラストが強いです。

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天井にはヴェロネーゼの絵もあります。

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ここから運河を渡って反対側の牢獄へ。繋ぐ石橋は「ため息橋」と言われ、囚人はこの橋の窓から二度と見ることのできないヴェネチアの街を望んだことからつけられたそうですが、ガイドさんによればそんな人は極僅かで、ほとんどは数か月から数年、場合によっては2~3日で出獄する囚人もいたそうです。

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でも確かに牢獄は窓もなく薄暗い…でも当時の牢獄としては決して悪い環境ではなかったみたいですが…

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これでツアーは終了し、徒歩で一旦ホテルへ戻ります。明日は最終日。フライトは夜ですが、お昼にチェックアウトしなければならないため、荷物をまとめることを考えると、お土産は今日中に購入しておきたいところ。ホテルのすぐ目の前にスーパーのCONADがあったので、そちらで食材やお菓子類を購入。イタリア土産の定番Baciのチョコレートや、最近人気のPocket Coffee、CONADオリジナルブランドのマヨネーズやケチャップ、オリーブのパック、リゾットの素などなど。

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ホテルへ戻る頃には日もとっぷりと暮れていました。濡れた路面に灯りが反射してキレイです。

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部屋で一休みした後、ヴァポレットに乗ってもう一度サン・マルコ広場へ。

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昼とはうって変わり、水も引き、観光客もほとんどいなくなり、静かで美しいヴェネチアの夜景が拡がっていました。周辺のリストランテから聞こえてくる生演奏がロマンチックなムードを演出します。

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しばらく撮影を楽しんだ後、特に当てもなく夕食の場所探しへ。サン・マルコ広場からリアルト橋へのメインストリート沿いにはたくさんのショップが並んでいますが、この途中で声をかけてきた陽気なおじさんのレストランへ。はじめはチャイニーズか? と声をかけられ、不満顔でノー!! と言うと、HongKong? Korea? Taiwan? と周り回ってようやくJapan!? と来たので入店することに(笑)。お店の名前はフェリーチェ FELICE。

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ピッツァ・マルゲリータ、シーフードリゾット、Coperto、ビール、コーヒーで59ユーロ。昼のお店に比べると幾分安いかな…。

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この旅最後の夜。満腹になったお腹を抱え、人けの無くなったヴェネチアの街を歩いて帰ります。昼のヴェネチアもいいですが、夜の静かなヴェネチアもとても良い雰囲気です。前回は団体ツアーで島外の宿泊でしたが、やはりちょっと奮発してでも本島に泊まりたいですね。
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イタリア旅行 4日目 ~花の都フィレンツェ~

昨日の列車のドアが開けられなかったハプニングの衝撃も覚めやらない中、今日はフィレンツェを目指します。

乗車する列車はIntercity 505号。サンレモの更に西、フランスとの国境に程近いヴェンティミーリアからローマ・テルミニ駅を8時間以上かけて結ぶ長距離列車です。この列車はサンタ・マルゲリータ・リグレには停車しないので、ホテルでタクシーを予約して隣町のラパッロ駅から乗車します。

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チケットは予めネットの事前割引で購入しており、ピサから乗り換えの普通列車も含めて17ユーロ。200km以上の道のりを2時間半かけて移動する割には安い気がします。

ミラノからは割引率が大きかったこともあって1等車を選択しましたが、今日は2等車。造りは同じく6人用のコンパートメントですが、足元が狭いのは当然。

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昨日訪れたチンクエテッレをあっという間に通過、しかしその後ダラダラ運転が続きピサに着いたのは定刻より20分遅れの11時16分。

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乗り換えの予定だった11時12分の列車は待っておらず、既に出発済みのよう。ただピサ~フィレンツェ間は列車の本数もかなり多いので心配の必要はありません。20分ほど後の後続列車でフィレンツェを目指します。列車は曇天のトスカーナ地方を駆け抜けおよそ50分。花の都フィレンツェに到着です。

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まずは宿に荷物を預けに行きます。今日の宿はベルビュー・ハウス。Expediaで12,000円ほどでした。場所はフィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅からサンタマリア・ノヴェッラ教会を回りこんだ裏手。サンタマリア・ノヴェッラ薬局のエントランスの正にまん前です。数百年前の建物はアパートメントのようになっていて、その最上階ワンフロアがベルビュー・ハウスになっています。ホテルというよりはペンションとか民宿みたいな雰囲気ですね。実際スタッフも家族でされているようで、気さくなお父さんが周辺のレストランなど親切に教えてくれました。

入口はホテル専用ではないのでちょっと分かりづらいです。

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エレベータはありませんので、最上階の4階まで階段を上がらないといけません。でも重たいスーツケースは入口のベルで呼び出せばお兄さんが持ち上げてくれます。

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チェックインはできたものの、まだ部屋の準備が出来ていないということで、荷物を預けて街に繰り出します。雨が少し強くなってきましたが、どんな天気でもフィレンツェは似合います。ホテルからリパブリカ広場のアーケードで雨をしのぎながら旧市街地の中心部へ。

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ちょうどお腹もすいてきたので、マルケッテイ(Marchetti)というカフェテリアスタイルのレストランで昼食。ショーケース越しに料理やデザートをオーダーして会計するので安心です。私はカツレツをチョイス。場所柄お値段はそこそこですが味はよかったです。

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私は2度目のフィレンツェですが妻は初めて。たった半日ちょっとの滞在でフィレンツェの雰囲気だけしか見せることが出来ませんが、まずはなんと言ってもサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。巨大なドゥオモの姿がストリートの向こうに見える瞬間は、2回目でも感動するものです。

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チケット売り場で10ユーロの共通チケットを購入、サン・ジョヴァンニ洗礼堂から見学していきます。洗礼堂は前回はツアーで入りませんでした。

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大聖堂の向かいに建つ八角形の建物。歴史は大聖堂より古く、大聖堂完成後は礼拝前に洗礼を行う場所であったそう。天井にはモザイク画で聖書にまつわる場面が描かれています。東側の門は天国への門と呼ばれ、素晴らしい彫刻が施されています。

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次に大聖堂へ。

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聖堂内はミラノと比べると柱の数が少ない分、空間が非常に広々としていて、装飾も派手ではないためとても質素な感じがします。ゆえに一番奥まで進んで見上げるクーポラの天井画は一際美しく、息を呑むほどの芸術作品です。

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自分は以前鐘楼に上がったことがあるので、今回はクーポラに上りたかったのですが、入口まで行って並んでいると、中からスタッフが出てきて何やら叫んでいます。どうやらしばらく入場できない様子。仕方がないので鐘楼に上がります。ここは2回目ですが、8年という歳月を経た体力の衰えは想像以上で、階段で登る85mの高さはあまりにも過酷でした…

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でも、その苦労をして眺めるフィレンツェの景色はまさに絶景です。

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私たちの登頂を労ってくれるかのように、雲の間から太陽が顔を覗かせてくれました。雨に濡れたフィレンツェの街がキラキラと輝いて見えます。

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下界に戻ったらご褒美のジェラートです。

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シニョーリア広場にやってきました。ここも観光客でいっぱいです。

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ウフィッツ美術館の下を通ってアルノ川に出ます。

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ポンテ・ベッキオを散策。

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ここで妻が先ほど上がれなかったクーポラに登って大聖堂の天井画を間近で見たいというので、再度ドゥオモへ。鐘楼と同じくきついきつい狭い狭い階段を無我無心で登っていきます。クーポラは天井画直下のところまでは上りと下りの動線が別れており、先にクーポラの屋上まで上がってから、天井画直下の回廊を経て下るというルートになっています。ただ、先ほどの鐘楼でかなりの体力を消耗していたのと、天井画が目的だったため屋上は諦め、回廊のところで下りの動線に戻ることにしました。

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いやぁ、間近で見る天井画はすごい迫力です。とにかく通路が狭いので、あまり長い間立ち止まって鑑賞することができないのが残念ですが、これは絶景ですね。

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再び下界に戻って妻のショッピングに付き合います。イタリアは美術館や博物館もそうですが、ショップも結構早い時間に閉まってしまうため、営業時間のチェックはしておく必要があります。

最初に訪れたのはイメディチ(I MEDICI)。60年ほど前にノンブランドの卸売用革製品工場からスタートしたお店です。ブランドの歴史自体は20年もないそうですが、昔ながらの植物性タンニンで時間をかけてなめした革製品は、素人の私でもわかるほど柔らかい風合いで、円安のご時世ながら1~3万ほどで財布、バッグをはじめとした革製品が購入できます。妻はハンドバックと大きめのトートバッグを購入。お店はポンテ・ベッキオを渡ってピッティ宮に向かう通りの左側にあります。

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次は手袋のお店ルチアーノ(Luciano)。場所はポンテ・ベッキオから大聖堂寄りに数十メートル戻ったあたり。とても間口の狭いお店ですが、人だかりができていました。ショーウインドウを見ただけでもこのお店の魅力が伝わってきます。

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妻はグリーンの手袋が欲しかったようで、手を出すとサッとピッタリサイズの手袋を出してくれます。内側がカシミアで仕上げてあるので、サイズがピッタリなのも相まってホントに暖かいです。価格帯は50~70ユーロ程度で、このクオリティからすれば高くはないと思います。私もフィレンツェの紋章が入ったブルーのネクタイを購入。2つ合わせて87ユーロでした。

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日も暮れ始め、フィレンツェの街が夜景に移り変わっていきます。濡れた石畳に灯りが反射してキレイです。

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大聖堂も昼間とは違った表情になります。闇に浮かぶ白い聖堂は芸術品です。

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荷物が増えたので、閉店間際のサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局で買い物して、一旦ホテルに戻ります。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会も美しいです。

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薬局は博物館か美術館かというほどの内装。入り口は見過ごしてしまうほど小さいですが、中はいくつもの部屋に別れ、オーデ・コロンやフェイス・ボディケアのクリーム類、ソープなどが並んでいます。ここの販売システムはちょっと特殊で、まず商品に値段が書いてありません。まずは店内に入って商品リストを手にし、カテゴリーごとに分かれたカウンターで希望の商品をテスティングします。そこで店員さんに値段を確認して、ICカードに希望の商品を入力してもらって受け取り、奥のキャッシャーで精算と商品を受け取るという流れになります。カードは各売り場共通なので、1枚受け取ればそれを提示して他の商品も入力してもらえます。

閉店間際とはいえカウンターは大行列(ほとんど中国・韓国・日本人…)で、このシステムがわからずカードを持っていなくてレジで追い返されてしまう人もいました。

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買ったものを部屋においてちょっと休憩した後、再び街なかへ。夕景・夜景の名所として知られるミケランジェロ広場へ向かいます。広場へは駅前のバスのりばから12番のバスで20分ほどです。チケットは事前に購入できなかったので、車内で運転手さんから2ユーロで購入。チケットは90分有効なので、広場の往復であれば滞在時間も含めて充分戻ってこられますので、1枚あれば大丈夫です。ただ、夜ということもあってかバスの中(特に後ろの方)はホームレスとか臭い人が乗っていて、あまり雰囲気はよくありませんでした。でも観光客も多い路線なので、まぁ怖がることはありませんが…。次の停留所の案内も表示されるので、降り損なう心配もありません。

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前回ここを訪れた時は素晴らしい夕焼けの時間帯だったのですが、今回は夜景ということでまた違った雰囲気。

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街自体はそれほど明るいわけではありませんが、その中に浮かび上がる大聖堂とヴェッキオ宮がとても幻想的です。

ちなみに前回訪れた際の夕景はこちら。

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まぁどちらも美しいですが、天気がよいのなら夕方をおすすめします。

バスで駅に戻り、歩いて7~8分の中央市場へ。もちろん市場としての営業は終わっていますが、ここの2階は最近改装されてフードコートになったということなので、夕食はここで摂ることに。パスタやピザはもちろん、フィレンツェ名物のステーキなど25店舗ほどのお店が軒を連ねています。フードコートスタイルなので、好きなお店で好きなメニューを選んで持ち寄れるので、あれもこれも食べたい人には嬉しいです。また、昼間は1階でお土産にもなる食材を購入できますが、このフロアにもEATALYという日本にも進出している食材屋さんがあり、広くはないもののクッキー、チョコやキャンディなどのお菓子類、パスタ、乾燥ポルチーニ茸、トリュフなどの食材が夜でも購入できます。

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いろいろ悩んだ挙句ステーキをチョイス。名物のTボーンは二人には量が多すぎたので、サーロインをオーダー。付け合せも含めて27ユーロ。

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お腹もいっぱいになり、最後にもう一度夜の大聖堂を見ながらホテルに戻ります。

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イタリア旅行 3日目 ポルトフィーノ・チンクエテッレ~この旅 最大のピンチ発生!!

3日目。今日はこの旅のハイライトと言ってもよい一日。午前にポルトフィーノ、午後にチンクエテッレを周ります。

港に面した窓を開けると、昨日までの青空とは打って変わって雨。

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ホテル内のレストランで朝食を済ませ、ポルトフィーノ行きのバスの時間まで少し散歩をします。ホテル前のメインストリートは昨日歩いたので裏手の方へ。サンタ・マルゲリータ・リグレの街は港の前以外ほとんど平らな場所がありません。ホテルの裏手もすぐ小高い山になっていて、見上げると雰囲気よさそうな境界の姿がありました。

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教会の名前はサン・ジャコモ・ディ・コルテ教会。中に入ると最前列でご婦人が一人お祈りをしています。迷惑にならないよう静かに見学。天井画とシャンデリアが美しく、照明が点いたらさぞかし見事なんだろうなぁと感嘆。私たちが普段訪れる教会はどれも観光客ぎっしりで騒々しいところが多いですが、こうして地元の人の通う静かな教会を訪れてみると、教会ってお祈りをする場所なんだなぁと当たり前のことを再認識します。

教会を出て港を見下ろします。小降りの雨の中、沖には分厚い雲の中から日差しが差し込んでいました。南欧の港町。どんなシチュエーションでも絵になります。

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港に戻る頃には雨が大降りに。ヴィットリオ・ヴェネト広場のバス停から82番のバスでポルトフィーノに向かいます。チケットは昨日駅前の売店で購入済み。2ユーロ。イタリアの路線バスは基本みなオレンジ色です。

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車内は通勤の人で混雑。今はもう観光シーズンではありませんが、夏場はこれに観光客も加わり、途中のバス停からでは乗れないこともあるみたいです。ポルトフィーノまでは約20分。まだ朝なせいか、観光客の姿はあまり無く、徐々に乗客も少なくなっていきます。

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そしていよいよポルトフィーノに到着。雨は上がりました。濡れた路面に日差しが当たってキラキラと輝いています。

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私がポルトフィーノという場所を初めて知ったのは2000年に東京ディズニーシーがオープンした頃でした。当時はまだ欧米への渡航経験が無く、東京ディズニーシーのエントランスを飾るヨーロッパの港町、メディテレーニアン・ハーバーの風景は、テーマパークの作り物とはいえ衝撃を受けたもんです。そしてそのモデルと言われているのがここポルトフィーノ。東京ディズニーシーの中にもポルトフィーノという名前のカフェがあるので間違いないでしょう。いつかはこんな所に行って見たいなぁとずっと思っていました。その頃スリランカに旅したとき、食事の際たまたまテーブルで相席になったイタリア人と会話をし、ポルトフィーノに行って見たいと言ったことも覚えています。まぁ、ローマやフィレンツェは行けても、こんな地方の港町に行くことなんて無理だろうなと思っていた夢が、15年の時を経てようやく実現。バスを降りて港へ続く石畳の小道を踏みしめながら歩きます。

来たーーーっ!!

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これは東京ディズニーシー(笑)

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港沿いの道を散策します。10時前ということもあり、ショップやレストランは開店準備中。観光客が少ないこの時間帯はオススメです。

港を南側に回りこむと小高い山になっていて、その上にブラウン城というお城があります。入館料が5ユーロほどかかりますが、このお城から見るポルトフィーノの街並みが絶景。外せないスポットです。ただし下から見上げる以上に高さがあり、かなり急な坂道を10分少々登る必要があります。

で、そこから見る景色がこれ。まさに絶景です。

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ジオラマ風にしてみました。

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ここも私たち以外に観光客はおらず、お城の庭にある絶好の展望台もしばらくの間貸切でした。この展望台も決して広いスペースではないので、混雑してくると自撮りの観光客で行列になりそうです。やはり来るなら朝一ですね。ちなみにポルトフィーノに来るなら午前をオススメする理由はもうひとつ、写真がキレイに撮れることです。ここは東方向に開けた港のため、午前が順光、午後は逆光になってしまうからです。ロマンティクに夕陽をと言いたいところですが、西側は高い山に阻まれるため、夕陽に染まる街を撮ることも難しいのです。逆にチンクエテッレは南~西側に開けているため、こちらは午後~夕方がオススメですね。天気がよければ夕陽に染まる港町が撮影できます。

ブラウン城は、城というより豪勢な居宅という感じ。実際このブラウンという名は、19世紀にここを所有していたイギリス領事の名から来ているようですが、そもそもはこの港町を守るために作られた要塞だそうで、まぁ当時は大変な時代だったのでしょうが、今はこうして平和に観光できることに感謝ですね。

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この街はとにかく高級という名がピッタリのリゾートで、私たち庶民は日帰りでフラッと立ち寄るのが関の山ですが、山の上を見上げるとそれはそれはセレブリティな別荘風の建物が鎮座しています。よって街中のショップも、風光明媚な雰囲気に似つかわしくないブランドショップが並んでいます。

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個性的な景色とあって、街中のショップにはイラストやポストカードなど、この地をデザインしたスーベニアグッズがたくさん並べられています。もちろんご当地・観光地マグネットも購入しました。

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2時間少々滞在して、11時35分のバスでサンタ・マルゲリータ・リグレに戻ります。帰りのバスは大混雑。僅か20分ほどですが、カーブの多い狭隘な道で急ブレーキを繰り返しなかなかハードな道中です。

午後はチンクエテッレに向かいます。バスからの接続が時刻表上では4分しかなく、間に合わなければ次の列車を考えていましたが、バスが飛ばしてくれたおかげで乗り換えも余裕。自動券売機でヴェルナッツァまでのチケットを買います。ちなみに自販機ではJCBカードも使用可!! 50分ほどで到着です。

サンタ・マルゲリータ・リグレから列車で行くと、手前からモンテロッソ、ヴェルナッツァ、マナローラ、コルニリア、リオマジョーレと5つの村に停車していきます。ただ列車によっては通過する駅もあり、比較的規模の大きいモンテロッソとリオマジョーレは停車する列車が多いです。

まずはヴェルナッツァ駅で降り、駅前の通りを港に向かいます。

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チンクエテッレは5つの地という意味だそうで、このあたりの総称。そのような名前の駅も町もありません。断崖絶壁に建つ色鮮やかな家々の景観は世界遺産に登録されています。

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村自体はさほど大きくないため、観光客が集中しかなり混雑しているように感じます。ただ、レストランやショップはそこそこ充実。ちょっと町を外れて展望台に登ってみました。

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上の写真は港から駅に戻り、線路のガードをくぐって反対側の山から撮ったものです。ブドウ畑を手前に港の西半分が写っています。絶景ではありますが標高も高く、アプローチはものすごいきつい階段でそれなりの覚悟が必要です。もう一か所、ハイキングルートの入口にあるフォトスポットは港からも近く、足元は悪いですが比較的楽に登れました(この後、夜景を撮った場所です)。


ここからは船で次の村に向かいます。

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途中コルニリアを通りますが、こちらは断崖絶壁の上で港が無いため降りることが出来ません。鉄道には駅があります。

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次に見えてきたのはマナローラ。

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ここはえらいところに港があります…

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ここはシーフードのレストランが多くありました。ジェラートを頬張りながら散策します。

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長いトンネル歩道を抜けると鉄道の駅。

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ここから次のリオマジョーレまでは「愛の小道」という散策道がありますが、だいぶ前からがけ崩れで通行止めになっています。

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また港に戻り、船でチンクエテッレ南端の村、リオマジョーレへ。

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ここは結構大きな村です。港は狭いですが、線路から山側はお店やレストランが多くあります。

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教会前の坂を上がると展望台があります。

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イカや小魚のミックスフライが美味でした。

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と、ここまで3つの村を巡ってきました。夕方も近くなり、一番気に入った村で夜景の写真を撮ろうと考えていたのですが、一番最初に訪れたヴェルナッツァに決定。列車で戻ります。

こちらも長い歩道トンネルを抜けたところにホームがありました。

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ヴェルナッツァに戻り薄暗くなるまで時間を潰した後、昼間登った展望台とは別の場所へ。こちらはチンクエテッレを巡るハイキングルートの入口にあります。港全体が構図に入るのと、体力的にきつかったので(笑)
ここには私たち以外にも2人ほど三脚と一眼を構えた人がいました。やはり名所なんですね。いい雰囲気です。素晴らしい夜景が撮れました。

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歩道は外灯も無いので、真っ暗になる前に急いで下山。夕食はここでとることに。

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が、この判断が後で大変なピンチを招くことになろうとは…。


入ったのは港の端にあるBaia Saracenaというレストラン。パスタ・ジェノベーゼをチョイス。味はまあまあ。

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隣の席ではスウェーデンから来たというご婦人がiPadをお店のwifiに接続できず苦心しているよう。私が設定を手伝って無事接続。記念に1枚(笑)

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さて、帰りの電車の時間でも確認しようかなとネットで調べると…あれ、あまり本数が無いな…
昼間は20分も待てば列車がやってきましたが、流石に夜となると本数も減るのは当たり前。それでもヴェルナッツァを通る列車の時間はまあよかったのですが、この列車はいわゆるリージョナルの各駅停車で、宿のあるサンタ・マルゲリータ・リグレへ戻るには、モンテロッソで都市間の急行列車に乗り換える必要がありました。私が痛恨のミスを犯してしまったのはこの部分。まぁ少し待てば接続の列車があるだろうと高をくくっていたのですが、調べると22時まで無いことが判明。そして今は20時過ぎ。あぁ無駄な時間…。冷たい雨の降る中、ヴェルナッツァの駅でしばし考え、急行列車の停まるリオマジョーレに戻り時間を潰すことに。

レストランで会計を済ませようとカードを出すと「端末が壊れてて使えないよ!」と店員。「困ったなぁ現金持ち合わせてないから、近くのATMで下ろしてくるよ」と言うと、渋い顔をして端末にカードを通す。なんの問題もなく決済できました。店員は「ラッキーだったな!」と言うが、それってカードの手数料払いたくなくて、現金で精算させようとしていただけなんじゃないの? と勘ぐりたくなる。


再び列車に乗りリオマジョーレへ。昼間はあんなに観光客がいたリオマジョーレもこの時間は閑散。こういう気分で撮る夜景も心なしか寂しく写ります…

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時間を持て余し駅へ戻ると小さなカフェが。聞けば22時までやっているとのことで、コーヒーを啜りながら列車を待つことに。まぁこんな時間も後で思えば悪くはないのかな…と

列車の到着まであと10分。カフェのお姉さんが後片付けを始めたので、店を出てホームへ。
券売機でチケットを買います。

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22時10分。ほぼ定刻にジェノバ行きの急行列車が到着。チンクエテッレは夜でもあまり治安の心配はありませんでしたが、流石に深夜の列車はやや緊張します。あぁこれでホテルに帰れる…23時過ぎ、サンタ・マルゲリータ・リグレに到着。イタリアのというかヨーロッパの列車はほとんどがドアは自動で開きません。比較的新しい車両であれば電子式のボタンがあったりしますが、この車両はレバーを引いて開けるタイプでした。

ホームに停車してレバーを引くと…あれっ? 開かない!! ガン! ガン! ガン! とレバーを横に手前にと引いてもビクともしない…これって…おいっ! 降りられないじゃん!! 慌てて他のドアに移動するが時すでに遅し…中からドアを叩く私たちを見つけて、ホームからおじさんが助けに来てくれましたが、無常にも列車は動き出してしまうのでした…

このときの絶望感たるや、しばらく夢でうなされるんじゃないかというくらいの落っこちっぷり。幸い列車は一駅先で停車し、無事ドアを開けて降車することが出来ましたが…ここどこ? 駅の名はカモーリ・サンフルトーゾ。もう電池も残り少なくなったwifiルータを使って、戻りの列車の時間を調べます。25分待ちか・・・まぁ仕方ないと諦め、念のためリアルタイムの運行状況を調べると…2時間遅れ…
ガーーン(_□_;)ii

その次の列車のほうが早くくるんじゃない? …1時間半遅れ…
ガーーン(_□_;)ii

ってことは前の列車も遅れてくる? …定刻どおり出発済み…
ガーーン(_□_;)ii

もう半泣きです。あぁちゃんと時間を調べて晩飯食ってれば…と後悔しても遅し。このままでは宿に戻れるのは2時近くになってしまいます。

とりあえず駅前に出るもタクシーの影も無く。必死の思いでホテルに電話。

私…「あの~今、サンフルトーゾっていう駅にいるんですけど、列車が無くて…タクシーの電話番号分かりませんか?」

ホテル…「あっ? サンフルトーゾ? なんでこんな時間にそんなとこいるんだ? そこにタクシーなんて無いぞ!」

私…「えっ?! んなアホな」

ホテル…「そこからは船しかないぞ! でも船のチャーターはこんな時間じゃ遅すぎる。とりあえず電話番号は教えてやるけど」

私…「いやいや、だって列車で来たんですよ? チンクエテッレから。でもサンタ・マルゲリータで降りそこなって」

ホテル…「サンフルトーゾに駅なんか無いよ!!」

自分の拙い英語力もあり事情をうまく説明できずに終了…確かに地図を見るとサンタ・マルゲリータからはポルトフィーノ半島を挟んで反対側にあり、列車はトンネルを通って僅か10分弱で抜けてしまうが、クルマだと山道を通ってかなり遠回りをしないと辿り着かなさそう。でも船しかないってことはないだろ!!

途方も無い絶望感に襲われながら、そう言えば現金も無いことを思い出し駅前をウロつくと、暗闇の中にATMの明かり…おぉ神は我を見捨てなかった。

現金を引き出し、2時間後の列車を待つ覚悟を決めかけたとき、再び神の救い登場。タクシーがやってきたのです。お客さんを駅まで乗せてきたらしく、身を乗り出して運転手に話しかける。「タクシーだと時間も料金も掛かるよ」とは言われたものの、いつ来るか分からない列車を深夜の見知らぬ駅で待つよりはマシ。救いの神に乗り込んでサンタ・マルゲリータほ目指すのでした。

タクシーはかなりの山道を上がっていきます。途中遥か眼下にサンタ・マルゲリータの街並みが見えると感慨も一入。ただでさえ美しい夜景が、今日は涙に滲んで見えます(爆)

結局ホテルに着いたのは0時過ぎ。さっき電話で応対したフロントのおじさんから部屋の鍵を受け取ります。

「そうか、あんたの言ってたのはカモーリ駅のことか!!」

そう、なぜか自分はサンフルトーゾという文字が目について、それが駅名だと思っていたのですが、正しくはカモーリと言うそう。サンタ・マルゲリータ・リグレ駅もポルトフィーノというサブタイトルが入っているように、カモーリ駅も近くのリゾート地サンフルトーゾが併記されていたのです。で、サンフルトーゾはポルトフィーノ半島の先端にある船でしかいけない場所。なのでおじさんは「船しかないよ」と言ってたのでした。っていうか駅って言ってんだからそのくらい察してくれよと。

部屋に入るともうグッタリ…長い長い一日が終わったのでした。

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イタリア旅行 2日目 ミラノ~サンタ・マルゲリータ・リグレへ

2日目。
昨晩はパリに到着してそのまま空港内のホテルに1泊。今日は早朝のフライトでミラノへ向かい、列車に乗り継いでリヴィエラ海岸のリゾート地、サンタ・マルゲリータ・リグレへ向かいます。

フライトは7:20発のエールフランス AF1212便。何かとストライキの多いイメージのあるエールフランスですが、一週間くらい前からリストラ絡みの労使争議が勃発。あわやストライキにブチ当たるかと恐れていましたが、なんとか平常運航です。

10月中旬でだいぶ日も短くなってきたとはいえまだサマータイムのヨーロッパ。ホテルを出発した6時前はまだ真っ暗。昨日と同じ第3ターミナル駅からCDG VALに乗って第2ターミナルに移動します。コンパクトな第1ターミナルとは異なり、第2ターミナルはA~Gの7ブロックに分かれており、それぞれ別のターミナルと言ってもよいほど。今日搭乗するミラノ/リナーテ空港行きはFからの出発です。チケット等には2Fと表記されますが、決して2階と言う意味ではないので注意。

VALを降りてエスカレーターを上がり標識どおりに左へ進むと2Fに出ます。

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日本とは違いLCCとの競合が激しいヨーロッパ。レガシー中のレガシー、エールフランスにあってもサービスはかなり簡略化、有償化されており、チェックインは原則スマートフォンか自動機で。手荷物も自動預け機を利用します。また、ちなみに予約の際も前方席は追加料金、最安チケットは預け荷物有料というほとんどLCCと同じ感覚。

シェンゲン協定国のイタリア行きには出国審査はないので、カフェで朝食のパンを購入してから、ショップの並ぶコンコースを通って搭乗口へ向かいます。

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搭乗するAF1212便の機種はA318。世界中で飛んでいるエアバスA320シリーズの最小バージョン。ぱっと見寸詰まりなこの機種を運航しているのは、エールフランスとブリティッシュエアウェイズのみ。

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機内は今風の薄い軽量シート。オーディオサービスもなく徹底したコストカットぶりです。それでもクロワッサンとドリンクは無料で提供。温かい食事ではありませんがさすがフランス、こんなクロワッサンでも味はしっかりしています…

離陸する頃には空が白み始めてきました。このパリ~ミラノ線は飛行ルートが2種類あり、パリを離陸して南南東に進路をとり、モンブランの西側を通過する場合と、東南東に進路をとり、バーゼルから雄大なスイスアルプスを縦断する場合があります。こればかりは実際に飛んでみないと分からないわけですが、アルプス縦断ルートに賭けてユングフラウやアイガーの見える右側の座席を確保。賭けは当たってこの日のAF1212便はアルプス縦断ルートに向かってくれました。

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40分ほどフランスの大平原を飛行し、高度を下げ始めると右前方にスイスアルプスの峰々が見えてきます。ミラノはアルプスを越えてすぐのところなので、飛行機は高度を下げながら迫力のあるアルプス越えとなります。標高の低いところは雲に覆われていましたが上空は晴天。数々の名峰が顔を覗かせてくれました。

まずユングフラウ、メンヒ、アイガーの3峰。よ~く見るとユングフラウヨッホのスフィンクス展望台も確認できます。

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そして少し遠めにマッターホルンとモンブラン。

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スイスの名峰が一堂に望めました。なんと贅沢な…

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わずか10分ほどで縦断を終え、地中海が見えてくると一気に高度を下げ、ミラノ・リナーテ空港に着陸。ミラノには国内線主体のリナーテ空港と国際線主体のマルペンサ空港がありますが、リナーテ空港は市街からも近く便利な空港です。

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リナーテ空港には鉄道が乗り入れていないので、バスで市街へ向かいます。2社がそれぞれ30分間隔で中央駅へ走らせているので、出発時間の近いほうに飛び乗ればOKです。5ユーロ。ちなみに乗り場にはミラノ市内交通チケットの自販機もあるので、ここでビリエットという1回乗車券を4枚購入しておきます。チケットは90分の時間制で区間は関係ないので、必要な枚数をまとめ買いできます。1人あたり3枚以上買うのであれば24時間券の方がお得なようです。もちろん地下鉄駅でも購入できるのですが、ミラノ中央駅の地下鉄駅はあまり治安がよくなく、券売機の周りには購入を手助けするふりをしてつり銭を盗んだり、その隙にスリに合うなどいい話を聞かないので、空港の自販機で購入しておくことにしました。

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バスは20分少々でミラノ中央駅に到着。駅東側のロータリーで降車します。ここからは列車でサンタ・マルゲリータ・リグレへ向かいます。チケットは日本からネットで予約、印刷済みなので、混雑している窓口に立ち寄る必要はありません。14:05発なので4時間ほど市街を散策します。

まずはスーツケースを荷物預かり所へ。バスを降りて近くの入口から構内に入るとすぐ右手にあります。
が、すごい行列…。15分ほど並んで荷物を預けます。1個6ユーロ。

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ミラノ観光の定番ドゥオモへ向かう地下鉄3号線の乗り場は、標識に沿って地下に降りるとすぐです。券売機の周囲はあまり怪しい雰囲気の人はいませんでしたが…地下鉄はそこそこの混雑。スリに目をつけられないようバッグを前に抱えて周囲に気をつけます。

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ドゥォモ駅で乗客がどっと降車。人波に流されていくとドゥオモ広場の真ん前に出ます。今日はマラソンイベントがあるそうで、黄色いシャツを着たランナーが物凄い数!!

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ミラノのドゥオモ、万博期間中は有料。現地で戸惑いたくなかったので、こちらも事前にネットで購入、印刷しておきました。チケット売り場はそこそこ混んでいましたが、プリントしたバーコードを見せてすぐに入場。訪れるのは2回目ですが、やはりそのスケールの大きさ、荘厳さには圧倒されます。ちょうどミサも開かれていて、重厚なパイプオルガンの音が堂内に響き渡っていました。

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チケットは地下のサンタ・レパラータ教会遺跡や屋上テラスも含まれているので順番に見学。地下の遺跡はこのドゥオモが建てられる前にあった旧教会の遺跡。

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屋上テラスはエレベーターと階段があり、どちらかで料金も異なります。ドゥオモを正面から左手から回りこみ、手前に階段ルート、さらに裏手側にエレベーターの乗り場があります。

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私たちはエレベーターを選択しましたが、ビルでいうとだいたい8階くらいの高さなので、階段でもフィレンツェのドゥオモや鐘楼に比べれば楽かもしれません。エレベーターは定員が非常に少ないので、待ち時間も階段のほうが少なそうでした。

下から見てもその細かな装飾は分かりますが、同じ目線で見られるとさらにその偉大さが分かります。団体ツアーではここまで上がることは少ないので、個人で訪れた際にはぜひ押さえておきたいスポットです。

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エレベーターを降りて外の回廊をぐるっと一周する形になります。途中正面の部分で更に階段を上がり、まさにドゥオモの屋上に上がれます。

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テラスから見下ろす広場も感動ものです。

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広場に戻り、近くのデパートリナシェンテで食材売り場などを見て時間を潰した後、物凄い数の観光客でごった返すヴィットーリオ・エマヌエーレ2世 ガッレリアへ。

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プラダの本店をはじめ、名だたるブランドショップが軒を連ねる、ここもミラノを象徴する観光地です。まぁブランド物なんて縁が無いので、これまた高級なリストランテ サヴィーニのジェラートでガマンします。ピスタチオとチョコレート。値段なりに美味しいですよ。

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列車の時間が迫ってきたので、スカラ座前からトラムで中央駅に戻ります。やはり地下鉄より景色の見えるトラムがいいですね。空港で買ったビリエットを車内の刻印機に通して日時を印字しようとしますが…あれ?動かない…もうひとつの機械も…やっぱり動かない…まぁいいか…

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スカラ座前から乗れる1番のトラムはミラノ中央駅前は通らないので、徒歩で5分ほど東にあるVia Vitruvioで下車。日曜の昼下がりということもあってか、治安の悪さもあまり感じませんでした。

広場から見るミラノ中央駅舎。美術館か博物館かというくらいの重厚な建物です。

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もちろん駅の中も芸術的。駅舎の歴史自体は80年ほどで、第二次大戦前の権力象徴によってこれほどまでに豪勢な造りになったと聞くとまぁ納得。

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荷物預かり所でスーツケースを受け取り、構内のスタンドでサンドウィッチを購入してプラットホームへ。とにかく時間が無いのでまともに食事することができず、移動中が貴重な食事タイムです。

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重厚な駅舎とは対照的に、ガラス張りの明るいアーチの下に20本以上のプラットホームが並びます。乗車する列車は14:05発のインターシティ669号ラ・スペツィア行き。インターシティはいわゆる都市間特急列車。ネットの事前予約で料金が割安だったのと、大きな荷物があるので1等車に乗車。ただ、この列車は目的地サンタ・マルゲリータ・リグレは通過してしまうので、ひとつ先のラパッロまで乗り換えなしで約2時間20分。30ユーロ。

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列車は客車9両で後ろの2両が1等車、座席は2等の3号車を除き定員6人のコンパートメントで、古きよきヨーロッパの列車という雰囲気が漂います。1等車は2等車に比べ1両当たり2部屋ほど少なく、その分足元がゆったりしています。

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2等車は1両だけオープンサロンタイプの車両でした。

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フレッチャシリーズのような高速列車ではないものの、最高速度150kmでイタリアの大地を駆け抜けます。

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途中山間部に入り、トンネルが連続。明るい壁の家々が増え、空も心なしか南国の抜けた青空に変わると地中海の要衝ジェノバ。

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乗客も大半が下車し、静かになった列車は地中海沿いに走り、ほぼ定刻16:28にラパッロに到着。駅前からタクシーで一駅戻り、サンタ・マルゲリータ・リグレへ向かいます。今日明日と宿泊するホテル・ラウリンはサンタ・マルゲリータ・リグレのメインストリート上にあり、部屋からは港を望む好立地の宿です。このあたりでは老舗の部類のホテルのようですが、料金はbooking.comで1泊あたり17,000円。サマーシーズンはもっと高いでしょうが、朝食付きでこの料金ならますまずでしょうか。

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サンタ・マルゲリータ・リグレに限らず、この周辺の町は建物の装飾にとても特徴があり、トロンプ・ルイユという騙し絵の技法を使い、平面的な壁がとても立体感があるように見えます。元々は昔窓の数により課税額が決まるため、税金は払いたくないけどお金持ちに見られたい人々が、この技法で窓を描いたというのが始まりのようですが、決して安っぽいということはなく、本当に芸術的で見応えのある街並みです。ちなみに、東京ディズニーシーのホテル・ミラコスタの壁面も、この地方から職人を呼び描いたと言われています。

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少し港の周辺を散策している間に日が暮れてきました。建物の中にはライトアップをしていて、トロンプ・ルイユがさらに美しく見えます。ほんとミラコスタみたい…

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イタリアに着いて最初のまともなご飯は、メインストリートからカヴール通りを入ったリストランテ・ダ・ミケーレ。ちょっと肌寒いですが外のテラス席に座ります。

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注文したのはプロシュート。写真では見えませんが下に甘くて美味しい赤肉のメロンつき!!9ユーロ。
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スパゲティ・カルボナーラ。10ユーロ。
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秋の味覚、タリアテッレ・ポルチーニ。12ユーロ。劇ウマ!!
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海鮮グリル盛り合わせ。20ユーロ。プリプリのイカと手長海老が最高!!
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これにビールとミネラルウォーター、パンがついてトータル67.5ユーロ。まぁ観光地なので安くはないですが、味はよかったです。

明日はポルトフィーノとチンクエテッレを散策します。


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イタリア旅行 1日目

今年は遅めの夏休み。5泊7日でイタリアに行ってきました。
当初はチェコ・プラハからオーストリアを周る旅を計画していたのですが、難民問題が大きくなり、ザルツブルグやミュンヘン周辺も交通が規制されるなど影響が懸念されたため、目的地をイタリアに変更。私は2007年にツアーでミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、ローマを周ったことがありますが、超大忙しのスケジュールで、特にヴェネチアは滞在が半日とかなり消化不良だったこともあり、今回の計画と相成りました。

ということで、昨年のスイスと同じく往路は成田発パリ行きのANA205便でスタートです。
この便特典航空券も取りやすいですし、有償でも料金は安め、スケジュールも成田午後発と利用価値は高かったのですが、ANAにしてみればお荷物であることこの上なかったようで、2015年夏スケジュールをもって運休することになってしまいました。残念です…。


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昼下がりの成田は午前の欧米行きが一通り出発し、大きな荷物を持った13~15時前後の中国行きの乗客が目に付きます。それにしても彼らホントすごい荷物…というかお土産ですね。

チェックインを済ませてWIFIルーターのレンタル手続きへ。いつもJCBがカード会員向けに割引提供している WIFIサービスを愛用しているのですが、受け取りに行こうとカウンターを確認すると…あれ、いつもと違う。場所変わったのかな…と指示されたとおりに1階到着ロビーの配送会社カウンターへ。なんで到着階? と怪訝に思いながら手続きをすると…「お客様のWIFIは国内利用ですが間違いないですか?」と。へっ?! 国内?! 私これから海外行きますのん。な、なんとwebから予約したWIFIルーターは海外から到着した人向けの日本国内用だったのでした…自分としたことが。どうもgoogleで検索してでてきたサイトは、同じJCBが提供する別のサービスだったようで。てか日本語で書いてあったよな?? いやまぁ海外在住の日本人もたくさんいるだろうけどさ。便名とかも入れてるんだから受けたほうも気づけよ、と他人を責めても仕方なく…カウンターは配送業者が代理で受け渡ししているだけなので、コールセンターへ連絡しろと言われあわてて電話。で、またこのオペレーターが全く要領を得ず、キャンセルのこととか新たに海外用を今から借りれるのかということに全く答えてもらえない。なんとか海外用のルーターは出発階にあったグローバルWIFIのカウンターで借りることが出来たものの、出発階と到着階を2往復してようやく決着。いやまぁ自分が全て悪いんですけどね…なんだか初っ端から嫌な予感のする旅立ちとなりました。


ANAが出発する成田空港第1ターミナル南ウイングの保安検査場には、ゴールドトラックという優先レーンが設けられました。更にその脇にはAMC ダイヤモンド会員とファーストクラス旅客が利用できる ANA SUITE CHECK-IN がありますが、こちらのゴールドトラックはノンステータス会員や他社便のビジネスクラス利用者でも利用できます。でもこの時間帯は比較的空いているので、あまり利用価値はありませんが…

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昨年の同便は777-300ERで、ビジネスクラスはライフラットの旧型シートでしたが、今年は787に変わりシートもスタッガードの最新式になりました。

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パリまでおよそ12時間のフライトです。離陸後1時間ほど、ロシアの上空に入ったあたりで機内食が始まります。

アミューズは「干し柿とバターのミルフィーユ仕立て、くるみの飴、ハムとトマトのアスピックとコルニッション
合鴨とりんごのタルトタタン風 2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに」

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続いてアペタイザー「ミラノサラミで巻いたリエットと秋刀魚のマリネ、アンディーブに愛媛県産清見タンゴールジュースで仕上げたソース添え」

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メインは「いとより鯛のソテー ディル入りカレーの香るクリームソースとさつま芋のピューレを添えて」
鯛そのものは美味しかったですが、カレー味というのがいまいち…。

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飛行機はシベリアの大地を駆け抜けます。
787はブラインドが電子式なので、機内消灯時も1段階濃度を下げて、周りに迷惑をかけない程度に外の景色を見られるのはいいですね。

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時間が戻るヨーロッパ行きの機内では、あまり寝すぎると現地に着いてから眠れなくなります。時差も何も関係なく、どこでもいつでも何時間でも爆睡できる妻を横目に、イタリアのガイドブックに目を通したり、モニターでマツコの知らない世界 マヨネーズ編 などを見ながら時間を潰します。

到着2時間前には2回目の食事。まわりは一風堂のラーメン食べている人が多かったですが、自分はがっつりと洋食「野菜 きのことハムのクリーム煮のクレープ包み」をチョイス。普通に美味しかったです。

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そうこうしている内に飛行機は降下を開始。ほぼ定刻の現地時間19時30分にパリ・CDG空港に到着。
ANAは古風な第1ターミナルを使用。古いながらも何か未来を髣髴とさせるチューブ型に張り巡らされたエスカレーターでターミナル内を移動します。

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入国審査後のATMで200ユーロをJCBのクレジットカードでキャッシング。両替レートは換算日10/12の136.23~77円に対し、136.741円。JCBの場合、サイトで公開されている基準レートに1.6%の手数料をのっけて算出しているようですがほとんど差が無い…手数料の計算方法が違うのでしょうか? ホントよく分かりません…今回は繰り上げ返済をせず通常の支払いサイクルで返済した結果、ちょうど31日分の金利418円を含めてレートを計算すると138.83円に。

日本で現金両替した場合には4円程度の手数料が発生しますから、金利分を考えても得ですし、帰国後繰上げ返済をすればさらに差は開きますね。ちなみに同時間帯にUCカードでクレジット決済した買い物は139.273円というレートだったので、この場面に限っていえばクレジット決済よりも有利なレートだったということになります。

明日早朝のフライトでミラノに向かうため、今日は市内に出ずCDG空港内にあるホテルで一泊。Expediaから予約していた「シチズンM エアポートホテル」は第3ターミナルの近くにあるため、CDG VALというムーバーで移動します。第1ターミナルは珍しく到着階が上で出発階が下という構造ですが、CDG VALの乗り場は出発階の更に下、マクドナルドや売店などがあるフロアになります。ここの売店RELAYで夜食と飲み物を買出し。水とサンドイッチ2つずつで11ユーロ…

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CDG VALはT1==T3==T2と結びますが、各ターミナル間にそれぞれパーキング駅もあります。第3ターミナル駅はパリ市内方面に向かうRERの駅やバスターミナルと併設されていて、周辺にはヒルトン、イビス、ノボテルなどが立ち並んでいます。

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この駅から徒歩3分程で今日の宿に到着。

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この「シチズンM エアポートホテル」まだ真新しいホテルなのですが、システムが斬新。まずフロントが無い。円卓にPCが数台並んでいて、ICカードをリーダーの上に置き名前を入力、予約内容を確認してチェックイン完了。部屋は滑走路の見える側も選べました。最近日本でもハウステンボスに似たようなセルフ主体のホテルが出来ましたが、数年後にはどこもこんな光景があたりまえになるんでしょうね。この日の宿泊費は約12,000円。空港内で新しいホテルにしては安いように思います。

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部屋の中もライティングやカーテン、テレビなど全て備え付けのタブレット1台で操作します。

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部屋からは退役したコンコルドの姿も見えました。

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