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ノルウェー旅行 4日目 ~ガイランゲルからベルゲンへ~

早朝のガイランゲルを散策

昨夜はそれまでのトラブルによる疲れも溜まっていて、バイキングの晩ごはんを食べて部屋に戻ってからの記憶がほとんどありません(笑)

かろうじて1時ころに目を覚まし、真夜中でも薄明るい外の様子を見たことだけは記憶に…

ぐっすり眠ったせいか、はたまた時差に慣れていないのか、5時過ぎには起床。当初の予定ではガイランゲルを7時40分のバスでオーレスンに向かい、3時間ほど散策と昼食の後ベルゲンへ飛行機で向かうことになっていました。

フランクフルト空港のトラブルで、本来連泊する予定だったガイランゲルも1泊になってしまったので、出発を遅らせガイランゲルの滞在を伸ばすという選択肢もあったのですが、天気が下り坂であること、昨日ダルスニッパ展望台で素晴らしい景色を見れたことから、そのまま予定通りの行動をすることにしました。これでようやく本来のスケジュールに追いついたということです。

そうは言っても出発までの時間ももったいないので、朝食前に早朝のガイランゲルを散策してみます。昨日は港の周辺を歩いたので、今日は山側の方に行ってみます。昨日バスで通ったユニオンホテルの前に滝があり、そこから港まで遊歩道があるようだったので、そちらを目指します。

昨日とは打って変わってどんよりとした雲。それはそれで味がありますが…

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ガイランゲル・ホテルの裏口から車道に出て、ジグザグ道をユニオンホテルまで15分ほど歩きます。ホテルのすぐ前に滝があって、ここから川沿いの遊歩道に入ります。

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早朝なのでまだ誰もいません。ひんやりした空気と、滝から溢れ出るマイナスイオンを浴びて、清々しい気分です。

遊歩道には所々展望台もあって、金網の床下を轟々と川が流れて結構迫力があります。

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ガイランゲルからオーレスンへ、乗り換え乗り換えのバス移動


1時間ほどでホテルに戻り朝食。すぐにチェックアウトして港のバス乗り場に向かいます。

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すぐ横にはヘレシルトに向かうフェリーの乗り場も。ホテルに泊まっていた日本人ツアーの団体はバスごとこの船に乗って行きました。ツアーは楽ちんでいいなぁ…

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乗り場の前にはトロル。

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バスがやって来ました。昨日ダルスニッパに登った時と同じバス、運転手さんでした。路線番号211は、オーレスンまで繋がっていますが、このバスはフェリーに乗り換えとなるアイスダール(Eidsdal)行きという標記になっていました。支払いにはクレジットカードも使えます。オーレスンまでは二人で366NOK。二人以上だと割引になっているようで、意外と安いです。このうち50NOKはこの後乗り継ぐフェリーの乗船料です。チケットはバスの分とフェリーの分2枚受け取ります。

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低い雲がかかって神秘的なフィヨルドを走ります。5分も走るとつづら折りの急坂に入り、華麗なハンドル捌きでグングンと高度を上げていきます。

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ほどなくしてオルネスヴィンゲン(Ørnesvingen)展望台に到着。3分程のフォトストップです。天気はあまり良くないですが、左手にガイランゲルの街、正面にはフィヨルドの断崖絶壁、右手にはガイランゲルからは見えない七姉妹の滝が見えます。とても贅沢な眺めです。

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オルネスヴィンゲン展望台まで登り切るとそこから先は比較的平坦な谷間の道を進みます。

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アイスダールまでは40分ほどで到着。すでに対岸のリンゲ(Linge)行きフェリーが停泊していて、そちらに乗り換えです。10分ほどでフィヨルドを横断します。

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リンゲからはまたバスに乗車します。バスはリンゲの街の方から来るので、しばし桟橋で休憩。乗り継ぐ15人ほどの乗客たちが、フェリーが去った後の、風と水の音しか聞こえない桟橋でバスを待つ姿はなんともシュールです。

やってきたバスは中型で、街の方から乗ってきた人、ガイランゲルから乗り継いできた人でほぼ満席になりました。

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これでオーレスンまで行くのかと思いきや、スジョフォルト(Sjøholt)という見ず知らずの街のバスターミナルで降ろされてしまい、乗り換えとのこと。今度はヴェストネス(Vestnes)の方からやってきた大型のバスに乗車します。これで都合3回の乗り換え。私達は大きな荷物をオーレスンのホテルに置いて来ていたのでよかったですが、スーツケースを持った旅行者はなかなか大変そうでした。

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この後ベルゲンの方で乗ったバスもそうでしたが、地方ではこのような複数路線の乗せ合わせが頻繁に行われているようです。クルマ社会にあって人口も少ない中、なるべく効率的かつ利便性を確保するための策なのでしょう。これで本数が確保されるなら旅行者としては我慢しなければいけません…


美しいアール・ヌーヴォーの街 オーレスン


ガイランゲルを出発してから3時間ほど、11時前にオーレスンに戻ってきました。空港行きのバス乗り場を確認した後、バスターミナルの中にあるコインロッカーに余計な荷物を預けます。

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地方でもコインロッカーがあるのは有り難いですね。90リットルクラス以上の大型スーツケースは厳しそうですが、70リットル程度の中型なら余裕で入る大きさでした。

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一昨日は夜の到着だったのでアクスラ山の展望台に登って、なかなか沈まない夕陽を見て終わりましたが、今日はオーレスンの美しい街並みをゆっくり散策します。


中心となるのは街を東西に分断するオーレスン水道。黄色、ピンク、白に塗られた建物はガイドブックにも必ず載っている、オーレスンの象徴のような風景です。

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その水道に架けられたヘッレブローア橋のたもと、ポテーケルトルゲ広場周辺はテラスレストランなどもありとても賑やか。広場には「漁師の少年像」。頭に乗ったカモメが哀愁をそそります。

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広場の向かい側にはアール・ヌーヴォー・センター。オーレスンの歴史が分かる小さな博物館になっています。

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1階はもともと薬局で、今は博物館付属のショップになっていますが、内装は当時のまま保存されています。

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有料のエリアではタイムスリップを模したエレベーターに乗り、映写室で大火に見舞われた当時のオーレスンが写真と映像で紹介されます。オーレスンは1904年の大火で、街の中心部にあった800以上の建物が焼失してしまいました。しかし、亡くなったのは一度避難したものの、家財品を取りに家に戻ってしまった1名のみ。その後僅か3年で、半数以上の建物が火災に強い石造り、当時最先端の流行を取り入れたアール・ヌーヴォー様式で次々と再建されました。我が家もパルコンでよかったよかった。デザインはアレだけど(笑)

2階は邸宅になっていて、当時の調度品も展示されています。

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アール・ヌーヴォー・センターを出た後は街の西側を散策します。水道沿いに並んでいたカラフルな建物の裏側にあたります。

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このあたりもカフェやレストラン、ショップが並んでいて、人通りも結構多い場所。

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でも大都市に比べればほんとのんびりしていて、いい街でした。

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もちろん、ご当地・観光地マグネットもゲット。

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水道沿いのハンバーガーショップで遅めの昼食をとった後、ホテルに預けていたスーツケースをピックアップして、空港行きのバスに乗車します。空港までは2つの海底トンネルを通過して約25分。

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ヨーロッパの空港は省人化が徹底されていて、チェックインはもちろん、預け入れ荷物の手続きもすべてセルフサービス。待合室は北欧テイストで、規模の小さい空港ながらカフェやショップもあり、雰囲気はちょっとしたフードコートのよう。

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ベルゲンへのフライトはスカンジナビア航空 SK4173便。関連会社のJet timeが運航するATR72-600型プロペラ機です。

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ベルゲンまでは50分ほどのフライト。

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世界遺産 ブリッゲンの街 ベルゲン

ベルゲン空港も決して大きな空港ではないのですが、旅行者がたくさんいて、ガイランゲルやオーレスンから来るとえらい都会に来たような錯覚を覚えます。

空港からは中心部へはバスで20分少々。車内で運賃を払うと割高なので、事前に券売機かネットで往復のチケットを買っておきましょう。ちなみに現在ベルゲン郊外まで運行しているトラムが、まもなく空港まで開通するようで、バスの車窓からも試運転している様子が見えました。

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ベルゲン・バスターミナルで下車。予約していたホテルはベルゲン・バスターミナルから駅を挟んで反対側のホテル・テルミヌス。外見は普通のホテルですが、内装はとても歴史を感じる重厚感のあるホテルです。

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部屋に荷物を置いて夕方の街を散策します。

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少しお腹も空いてきたので、安いうまいとネットで評判の良かったソーステレネ・ハーゲリン(Søstrene Hagelin)というお店へ。

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カジュアルなファストフードスタイルのお店で、クラムチャウダーのようなフイッシュ・スープや、フィッシュケーキを注文。フィッシュケーキは魚肉ハンバーグというよりも、もっと魚の身がしっかりしていて、さつま揚げとかじゃこ天を洋風にしたような感じ。これで130NOKだから、日本の感覚で言えば高いけど、ノルウェーではまぁリーズナブルな方。美味しかったです。

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ノルウェーの街中ではよく見かけるセブンイレブンの店内。もちろん日本のようにあれもこれもは無いけれど、西欧のように、夜や週末になると飲み物を買うことすらままならないところに比べるととても便利。


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海沿いに出るとベルゲン随一の観光スポット、世界遺産のブリッゲン。


三角屋根のかわいらしい木造建物が並んでいます。正面から見ると家屋のようですが、実際は14世紀以降に栄えたドイツの交易商、ハンザ商人の倉庫や事務所として使われた建物で、ひとつひとつの建物がウナギの寝床のように細長く奥まで伸びています。木造なだけあって火災で度々消失してしまったようですが、その都度修復、復元され今に至っているようです。港に面した正面はおみやげ屋さんやブティック、奥にまわるとギャラリーや工房などクリエイティブなお店も並んでいます。

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建物はその古さからか、面白いくらいに傾き、歪み、軋んでいます。こんな階段登れるの? というようなところも…地震がないからこそなのでしょうか。

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ブリッゲンのすぐそばはマーケットになっていて、美味しそうな魚介類を目玉の飛び出る値段で売っています(笑)


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ブルーベリーやラスベリー、チェリーなど北欧らしいフルーツも。

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ちょっと抵抗を感じながらも、晩ごはんにします。タラバっぽいカニとムール貝、これにビールでチップ込み500NOK!! 味は美味しかったのがせめてもの救い…

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観光客向けのぼったくりかと思うところですが、通りがかりのマックを覗いて104NOKという値札を見てみれば、まぁそうとも言い切れないのが悲しいところ。日本のマックの感覚で換算すれば、先ほどの海鮮500NOKは3,000円くらい?

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スーパーで買物もします。明日お土産にするものを買い込むので、その下見です。

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まもなく空港まで延伸するトラム。

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小さいながらも重厚感のあるベルゲン駅。ソグネ・フィヨルドから帰ってきたと思しき旅行客が列車から降りてきます。

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駅の窓口で明日のソグネ・フィヨルド観光の空きを確認すると、まだ空いているとのこと。明日は当初の予定だとハダンゲル・フィヨルドのノールハイムスンに行くことにしていたのですが、旅の前半が消化不良になってしまったので、あえて定番の観光スポット、ソグネ・フィヨルドに行って満足感を高めようかとも思ったのですが、ソグネ・フィヨルドに行くと早朝7時前の出発、帰着は21時前と丸一日必要になります。ベルゲンももう少し歩いてみたいし、買い物もしたいし…ということでやはり当初の予定通りハダンゲル・フィヨルドに行って、夕方前にはベルゲンに戻り、散策と買い物の時間に当てることにしました。やはりたった7日間でノルウェーはきつい…

部屋に戻ってマーケットで買ってきたベリーを食べます。これは日本で買うより安かった。

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ノルウェー旅行 3日目 ~ようやくガイランゲルへ~

フランクフルト空港でのトラブルにより、スケジュールがメチャクチャとなってしまったノルウェー旅行の3日目。昨日はオスロで無事預け荷物を受け取り、今回の旅の主目的地ガイランゲルへの玄関口となるオーレスンまで辿り着きました。

オーレスンからガイランゲルまでのルートは全部で4つ。3つは路線バスで1つはフェリーになります。メインとなるルートはオーレスンからストールフィヨルドの北側を通り、リンゲ(Linge)、アイスダール(Eidsdal)を経由してガイランゲルに至るルート、もしくはストールフィヨルドの南側を通りストランダを経由するルート。もう一つは遠回りになりますが、昨日経由する予定だったラウマ鉄道の終点、オンダルスネスに出て絶景で知られるトロルスティーゲンを通り、リンゲで最初のルートと合流する方法もあります。ただいずれも陸路だけでは完結せず、途中フェリーに乗り換えが必要になります。また、料金は高くなりますがフッティルーテン、日本では沿岸急行船と呼ばれるフェリーもあり、これならオーレスンからガイランゲルまで乗り換えもなくスムーズに移動することが可能です。

朝少し早起きして、今日のガイランゲルまでのルートを決めます。フランクフルトでスケジュールを立て直している時に分かってはいたのですが、今日は土曜日。ノルウェーの路線バスは土日は非常に本数が少なくなり、昼前にならないとバスかありません。一番早くガイランゲルにたどり着けるのはフッティルーテンなのですが、ネットで調べるとなぜか今日に限って満席。もともとこのフェリーはノルウェー南部のベルゲンから北部キルケネス約2,400km、34の港に寄港しながら12日間かけて往復するものなのですが、地元の足として短区間乗船もできるのが嬉しいところ。短区間乗船なので個室や座席は当然用意されませんが、デッキやカフェで過ごすことはできるため、この区間が「満席」というのはよほどのことなんだろうなぁとは思っていました。

ホテルのフロントに行って相談してもます。もしかしたら現地のツアー会社とかがガイランゲルまでツアーバスを出していたりして紹介してもらえるのではないかと思ったからです。フロントのスタッフも親切に調べてくれましたが、フッティルーテンは満席であること、路線バスも昼前までないことと結果は同じでした。レンタカーは? と言われたのですが国際免許無いので…

どうやら昼前のバスまで待つしかなさそうです。このバスはオーレスンを11時に出発して、ヘレシルトという街に13時50分に到着します。そこから10分の接続時間でフェリーに乗り換えてガイランゲルまでは1時間ほど。到着は15時05分になります。一方、フッティルーテンは9時30分にオーレスンの港を出発して、ガイランゲルに到着するのは13時25分。たった1時間半ちょっとの差なのですが、実は大きな違いがあります。

ガイランゲルからバスで1時間ほど山を登ったところに、ダルスニッパ展望台というのがあり、ここもまた絶景ポイントとして知られる場所なのですが、ここへ向かうバスの最終便は14時15分。つまりオーレスンからバスで移動したのではこれに間に合いません。明日はベルゲンへ向かうもともと予約済みの飛行機をキャンセルすれば、午前中にダルスニッパへ上がることも可能ですが、天気予報は下り坂。非常に霧や雲の出やすい場所らしいので、今日の晴天は非常に貴重。なんとか今日中にダルスニッパに行ってしまいたいというのが本心でした。

妻と相談の結果、とりあえずフッティルーテンの乗船場所まで行き、予約なしでも乗れないか交渉、だめなら11時のバスで向かうということにしました。オーレスンにはいずれにしても明日また戻ってくることになるので、スーツケースはホテルで預かってもらい、1泊分の荷物だけを持ってチェックアウトします。

フッティルーテンの桟橋は中心部の北の端。街中を抜けて行きます。風がないので鏡のような運河に建物が映えます。

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桟橋まであと少しのところで大きな汽笛が聞こえてきました。ちょうどフッティルーテンが入港してきたようです。決して豪華なクルーズ客船というわけではないのですが、日本のカーフェリーと同じくらいの大きさで、近くで見れば結構迫力があります。

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周囲には団体客のバスが2台横付けされ、たくさんの観光客が降りてきて乗船を待っていました。なるほど、きっとこの団体のおかげで区間乗船のチケットも満席扱いになっていたようです。真新しいターミナルビルには待合室があるものの、チケット売り場はなし。どうやら船の中で手続きするようです。

接岸作業が終わり、タラップが降ろされると、中からたくさんの乗客が出てきました。ここで45分の停船時間があるので、乗り通す乗客も一度下船しておみやげを買ったり写真を撮ることができます。

中からスタッフと思しき男性が出てきたので、妻を偵察に向かわせます。こういう時はおっさんが行くより女性の方が丁寧に扱ってくれるのは世の常です。

妻が戻ってくるとどうやら船内でチケットは買えるよう。ちゃんと話が通じているのか不審に思いながらタラップを上がっていきます。入口ではスタッフが乗船カードのチェックをしていて、ここから乗船する客はすぐ横のフロントを案内していました。予約がなければ降ろされるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、なんの問題もなくガイランゲルまでのチケットを購入。二人でちょうど1,000NOKでした。

これで一安心。あとはガイランゲルまでのんびりと船旅を楽しみ、ダルスニッパも今日中に上がることができます。

フッティルーテンは全部で12隻の船が365日運行しており、今日の船はMS Kongharald。リノベーションを終えたばかりで、非常に綺麗な内装の船です。乗客向けの船室は3~7Fまでの5層。

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タラップも収納され、大きな汽笛を鳴らして離岸します。っと、ここでなんと女性が2人船に駆け寄ってきました…どうやら時間までに戻ってこれなかった乗客のよう。当然船内に荷物もあるだろうに…まぁこの船はまた夜に戻ってくるので心配はないだろうけど…オーレスンの街をたっぷり楽しんでください。

オーレスンの街並みが遠ざかっていきます。

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バス2台分の乗客がいるので、ラウンジやデッキなどのパブリックスペースは結構な混雑。まぁ乗れただけでもよしとしましょう。

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乗船時間は約4時間。オーレスンをでてまもなくストールフィヨルドに入ります。ただフィヨルドといっても、海に近い部分は言われなければ、それがフィヨルドだとは分からないくらいのなだらかな丘陵地のよう。それでも遠くには雄大な山並みが見え始め、クルーズへの期待が高まっていきます。

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昼ご飯はまともに食べられそうもないので、船内のカフェで軽食を摂ります。

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出港から2時間ちょっと。ストランダのあたりを通過する頃には、左右から徐々に山々が迫り始め、幅広かった水路も狭くなってきます。

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所々かわいらしい小さな家が見えます。海のスイスという言葉がぴったりです。それにしてもこんなところに?! と驚くような断崖絶壁の上にも家が…

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ガイランゲルフィヨルドに入ってきたので、最前方のデッキに陣取りカメラを構えます。あちこちに滝も見えます。いよいよフィヨルドらしくなってきました。

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正面にヘレシルトの街が見えてきました。ここからがハイライトです。デッキも乗客で大混雑。天気も文句なし!!

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ガイランゲルとヘレシルトを結ぶフェリーも見えます。

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船のすぐ横に崖と滝が迫ります。

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ガイランゲルまであと15分程のところでクライマックス。左に七姉妹の滝、右に求婚者の滝。求婚者は七人全員に振られてしまったそうです。同情せずにはいられません。

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ド迫力。

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クライマックスを過ぎるとまもなくガイランゲルに到着です。

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ここでは着岸できる桟橋がないので、初めにエクスカーションというオプショナルツアーに参加する乗客、次にここで下船する乗客が小型の船に乗り換えて下船します。通しで乗船している客は下船することができません。

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わずか4時間の船旅でしたが別れが名残惜しいですね。ありがとう。

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小型船に乗り換えてガイランゲルの港に着いたのは14時10分頃。ダルスニッパ展望台行きのバスが出発するまで5分しかありません。急いで桟橋横の案内所に行き、日本で予約・購入していた確認書を出します。ただ、予約は今朝の初便のもので、フライトがキャンセルになって間に合わなかった…ゴメンね! と言ったら時計を見ながらすぐに14時15分発のバスのチケットに引き換えてくれました。ノルウェーの皆さん結構融通利きます。

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バスは10人ほどの乗客を乗せすぐに出発。まずはガイランゲルの港から10分弱、フリーダルスユーヴェ展望台で一旦停車。高さは200mほどですが、ガイランゲルフィヨルドが間近に見下ろせて、とても絵になる絶景です。

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この後登るダルスニッパ展望台は標高も高く、距離も離れるので、フィヨルドを眺める、撮影するというところに重点を置くなら、この展望台がおすすめです。

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5分ほどのフォトストップの後、バスはさらに山奥深くへと登っていきます。このあたりもまた氷河で削られた場所。海に沈んでいるかいないかの違いです。ニュージーランドのフィヨルドもそうでしたが、海に面していないところでは、氷河に削られた自然の造形美がより深く、大きく見えるため、陸上の景色も想像を絶する素晴らしさです。

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山の上ではとてもキレイなDjupvatnet lake も望めます。ここで標高約1,000m。

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そしていよいよ標高約1,500mのダルスニッパ展望台に。休憩は10分の予定でしたが、運転手さんも抜群の晴天に「もっと時間ほしい?」と聞いてくれて「もちろん!」と応える私達に20分の時間をくれました。ガイランゲル自体もそうですが、このダルスニッパ展望台に至っては、霧や雲に隠れがちで、こんな晴天はそうあるものではないとのこと。

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さっきまで海抜0mにいたのがウソのよう。眼下遠くにはガイランゲル・フィヨルドか見渡せます。

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これは素晴らしい。氷河の削っていった跡が、陸地から海へつながっていく様子がよく分かります。この感動は写真では伝わりません…

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西ノルウェーフィヨルド群として、ベルゲン近くのソグネ・フィヨルドと共に世界遺産に登録されています。そのモニュメント。

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フィヨルドと反対側の景色もスゴイです。今通ってきた道が遥か下に見えます。

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2時間20分ほどで下界に戻ってきました。と言っても、ここは海岸線から100km以上も入り込んだ山奥の海です。

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今夜泊まるガイランゲル・ホテルにチェックイン。ホントは連泊するはずだったのに…

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お部屋はフィヨルドビュー。1,980NOK。手前のホテル別館の建物がやや邪魔ですが、バルコニーからフィヨルドの絶景を独占できます。

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荷物を置いて一休みし、港周辺のショップを散策します。

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おみやげはやはりトロル…とにかくトロル…

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もちろんマグネット・コレクションも購入。山々に囲まれたガイランゲル・フィヨルドとそこに浮かぶクルーズ船。そしてダルスニッパ展望台に続くつづら折りの道。展望台にはためくのはノルウェー国旗。この地の魅力を凝縮した一品。

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シーズンは超大型のクルーズ船で賑わうガイランゲルですが、今日は中型のクラシックな船が一隻。それもちょうど出港するところだったので、港も少々寂しい感じ。これは大型船に直接接続して、はしけを使わず乗降のできるシーウォーク。飛行機の旅客搭乗橋みたいなものですね。

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周辺はキャンプ場になっていて、たくさんのキャンパーたちがテントを建ててくつろいでいます。

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ノルウェーではこの看板をよくみかけました。アイスクリームの広告のようですが…

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先ほど登った山から流れ落ちる滝もすぐそばにあります。

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スーパーも一軒ですがありました。キャンプには欠かせませんね。

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こちらは晩ごはんのバイキング。ノルウェーだけあってサーモンやエビがたっぷり。

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そして北欧の夏の風物詩ザリガニちゃん。シッポの部分をいただきます。とても甘くて濃厚な味。ザリガニだと思うからいけないのであって、ちょっと変わったエビだと思えば問題なし。

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3日目にしてようやく旅をしている気分になってきました。連泊できなかったのは残念ですが、何より晴天のガイランゲル・フィヨルドを堪能できたことはよかったです。

疲れがどっと出て、食後すぐに眠りについてしまいました。

夜中1時頃、目が覚めて外を見てみると…

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うはっ! 明るい…

ノルウェー旅行 2日目 ~ピンチはまだまだ続く~

フランクフルトで途方に暮れる…

昨日からの続き

フランクフルト空港からオスロに向かう飛行機の欠航に見舞われてしまった私達は、とりあえず明日昼過ぎのフライトの予約は取れたものの、ホテルもない、荷物もない、オスロに着いてもどうしようもない…という三重苦状態で出発ロビーに立ち尽くしていたのでした。周りにも我々同様行き場を失った難民たちが、ある者はカウンターでスタッフに怒りをぶつけ、またある者は諦め顔で床に横たわり、中国人団体の添乗員は旗を掲げて彷徨うとまさにカオス。これぞヨーロッパだ、いい経験になっただろ? と天の声の幻聴さえ聞こえてきます。

幸いフランクフルト空港には簡単なユーザー登録で利用できる無料のWIFIは飛んでいました。あぁ機内で充電しておいてよかった…なにせUSBケーブルは手荷物に入れていたものの、プラグは預けてしまっていので。

とりあえずまずはホテルの確保に動きます。こんな状態だからさぞホテルも取れないだろうなぁとおもいきや、意外とまだ空いている。いや、この混乱でオーバーブッキングとかしてないよな? という一抹の不安も抱きつつ、きっと他の人達はまだ明日の振替に勤しんでいてホテルどころじゃないのでしょう。booking.comで手頃な料金のホテルを探します。カウンターのおばちゃんは料金は請求しろって言ってたけど、正直信用出来ない…しかも特典航空券だし。目の前のヒルトンとかシェラトンに泊まっても自腹になったらイヤだなと、ホテルから2kmという77ユーロのホテルを予約してしまいました。これがまた運の尽き。

外は小降りになったとはいえまだ雨が降っています。傘は預けた荷物の中。2kmとは言え深夜の空港周辺を歩くのは治安面からも気が引けます。が、タクシーが全然捕まらない。まず出発ロビー階でお客を降ろしたタクシーは同じ境遇の人達で奪い合いになっていて、何台か声はかけられたものの、近場のホテルを示すとみんな乗車拒否…到着ロビー階に移動してもタクシー自体がいない…おいおいドイツは先進国じゃないのかよ。たかが2km、すぐ戻ってくりゃいくらでも客はいるだろう!! とドイツ語で言えるはずもなく…

そうだ隣のターミナルに移動すればもう少し落ち着いているだろうと考えるも、ターミナル間のシャトルはメンテナンスで運休中。連絡バスもこの深夜ではいつ来るか分からず。

あぁこうなるならフランクフルト市内のホテルを予約しときゃよかったと後悔。こうなればなりふり構わない、そう、昔バブルの頃、日本人は六本木の交差点で一万円の札束をヒラヒラ見せびらかしながらタクシーを捕まえていたんだ!! と思い出し、渋る運転手に10ユーロ!! 20ユーロ!! と札をヒラヒラさせ交渉成立。

クルマならわずか数分の距離を20ユーロで移動。後で調べたらフランクフルトの中心部までが30ユーロくらいとのことなので、この20ユーロという料金はまぁ妥協範囲かと。


なんとかホテルにチェックイン。爆睡する妻を横目にスケジュールを立て直す…

ようやくホテルにチェックインできたのはすでに2時前。ホテルには次々と旅行者がやってきます。っていうかこの人達どうやってタクシー捕まえたんだ??

ロビーのソファーでぐったりしていた韓国人の家族に話しかけられるも、私は日本人。なぜ部屋に入れないのだろうか不明…

部屋に入って一安心。体調も悪くなっていたのですが、ここで眠る訳にはいかない…そうメチャクチャになってしまったスケジュールをどう立て直すのか考えなくてはいけません。

シャワーを浴びて着替えもない中、早速爆睡する妻を横目に、スマホの電池残量を気にしながら案を練ります。

当初の予定では明日朝の列車でオスロを発ち、ラウマ鉄道に乗継ぎ、オンダルスネスからバスでガイランゲルに入ることになっていました。そしてガイランゲルで連泊後、オーレスンからベルゲンへ飛行機で移動。ここでも連泊してコペンハーゲンという流れです。しかし改めて見るとなんて弾丸旅行…

まず、振替フライトのオスロ到着は15時。この時点でオスロからの列車は絶望です。であればラウマ鉄道は諦めても、なんとか明日中にガイランゲルに着ければそこから先は予定に合流できます。しかし、ガイランゲルがかなり秘境チックな場所にあるため、午前中の便に乗れていればまだしも、オスロが15時ではそれすら叶えることはできません。

この際選択肢は二つ。一つはもうガイランゲル自体を諦めてベルゲンだけに絞る。その代わりソグネ・フィヨルドにも行ってゆっくりすればいい。でも一番行きたかったは場所はガイランゲル・フィヨルド。しかも悪天候の多いこの地域にあって、明後日の天気予報は晴れマークが出ています。この希望を優先するならば明日中になるべくガイランゲルの近くまで辿り着き、翌日1泊だけはしたい。

この旅本来の目的を優先して、まずは後者でスケジュールを確認します。なにせガイランゲル周辺はバスも1日数本しか無い区間が多く、組み合わせが上手く行かなければどうにもなりません。まず考えたのは当初のラウマ鉄道ルートを丸一日遅れで追いかける方法。しかし列車は全て満席で、もしかしたら現地で購入できる可能性もあるかもしれませんが、乗れなかった時は全てが台無しになってしまいます。もう一つはオスロから飛行機でガイランゲル近くまで飛ぶ方法。近くと言ってもバスで3~4時間のところにオーレスンとモルデという二つの空港がありますが、オーレスンであればオスロ19時35分という最終のフライトがあり、これなら明日中に辿り着くことができます。

腹を決めました。すでに窓の外は明るくなり始めています。
寝ている妻を叩き起こし、プランを説明します。概ね同意はしてくれましたが、気になるのは荷物。この大混乱でロストバゲージになることが非常に怖いのです。フライト自体は間に合うが、本当にオスロで荷物をピックアップできるのかどうか? ここで受け取れなければ相当困難なことになってしまいます。なのでオーレスンに向かう案を第一候補としつつ、その結論はオスロ空港で荷物を受け取るまで保留することにしました。

荷物が無事出てくればすぐにオーレスン行きのフライトを予約し、出てこなければその日はオスロ泊。ガイランゲルは諦め、翌日ベルゲンに移動して3連泊ということになります。


大混乱のフランクフルトを離陸

なんとかスケジュールを決め、ようやく眠ることができたのは5時頃。熱があるのとストレスとであまり長く寝ることはできませんでした。

ホテルの食堂で簡単な朝食を食べます。テレビでは昨日のミュンヘンでの銃乱射事件をずっと報じています。周りの人たちもテレビに釘付けです。本来であれば午前中にフランクフルトの散策でもと言いたいところですが、こんな事件がありしかも犯人が逮捕されていないと言われると、いくら数百km離れたこの地でもあまり積極的に街中に出たいと思えません…結局フライトの時間までホテルで休むことにしました。

部屋にいても離着陸する飛行機の音が聞こえてきますが、ネットでフランクフルト空港の発着状況を確認するとまだかなり昨日の影響が残っているようで、朝から欠航、遅延便が頻発しています。果たして私達の乗るオスロ行きも無事飛び立つことができるかどうか…

ホテルから第2ターミナルまでは徒歩15分ほど。昨日は暗かったのと雨でよく分かりませんでしたが、昼間なら全然歩いていける距離と環境です。第2ターミナルからルフトハンザの第1ターミナルまではバスで移動します。


ターミナルについてびっくり。昨晩もかなり混乱していましたが、今日はもっと酷い…

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ルフトハンザのカウンターはもう大行列。ファーストクラスのカウンターさえ人並みに埋もれてしまい、もうメチャクチャ…ロビーには水や軽食を載せたケータリングのカートまで出て、無料で旅客に配布されていて、これを見た時にやはり今回のトラブルは大事なんだと実感。

ラウンジでホテル代の請求について聞いてみると、オスロの到着時にバゲージクレームのスタッフに請求しろと。ふーん、なんだかたらい回し感がしてきました。

オスロ行きのフライトは15分程度の遅れはあったものの、無事フランクフルトを離陸。まずはドイツを脱出できたことで一安心です。

相変わらずドライビーフがうまい。

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2時間弱でオスロに到着。あぁこの僅かな距離が飛べなくて旅行は台無しです…

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手を合わせながら荷物が出てくるのを待ちます。プライオリティタグが付いていますから、結果はすぐに分かるはずです。

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ベルトコンベアに見覚えのあるスーツケースが流れてきました。あぁよかった。凄いぞルフトハンザ。
ついでにフランクフルトのラウンジで指示されたバゲージクレームカウンターに行ってホテル代の請求を聞いてみます。まぁ想像はしていましたが、ここにルフトハンザのスタッフはおらず、代行のSASに聞いても私たちは知らんと。そりゃそうだよな。

結局ホテル代の請求に関するやりとりはこちら。帰国後にネットで行いました。

無事荷物を受け取り早速オーレスン行きのフライトを予約します。この時点で満席であればアウトでしたが、こちらも無事予約を完了。出発直前でも一人22,000円程でチケットが購入できたのは有り難かったです。

出発まで3時間ほどあったので、雰囲気だけでもとオスロ市街に出てみます。空港からは結構な距離がありますが、フライトーゲ(Flytoget)という高速列車で20分程の移動時間。料金は往復一人360NOK(約4,500円)…まぁ成田に比べれば安いですけどね。

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列車内はとても快適。北欧らしいデザインセンスはさすがです。

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あっという間にオスロ中央駅に到着。わずか1時間ほどですが、駅周辺とメインストリートのカール・ヨハン通りを散策します。2日目にしてようやくノルウェーの地を踏むことができました。

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まずは何はともあれ ご当地・観光マグネット コレクション オスロ編。たった1時間弱の滞在で買うのかといえば微妙なところ。でも困難を乗り越えここまで辿り着いたことと、首都に敬意を表しコレクションに追加。

テーブルは金縁丸フレーム。周辺国の政治に翻弄されたノルウェー。今や世界の平和に全霊を捧げた者を称える場所に相応しい、気品のある一品。大帆がはためくバイキング船の後ろには大聖堂か市庁舎か。とにかく一時間しかいなかったのでよく分かりません。

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オスロ大聖堂。

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オスロ中央駅。
オスロ駅はショッピングセンターも併設されていて、土曜日の夕方でしたが店舗もちゃんと開いていて結構な賑わいです。

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以上。

空港に戻ります。オスロ空港はノルウェーの玄関口らしく、木材をふんだんに使った暖かいデザインのターミナルでした。

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出発までの間にフィッシュ・アンド・チップスを食べます。これにオレンジジュースで206NOK(2,600円)と、早速世界一の物価高ノルウェーの洗礼を受けます。ちなみにこの旅初めて食事にお金を使ったような。

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オーレスンまでのフライトはスカンジナビア航空SK1330便。機体は世界でも珍しいボーイング737-600。737シリーズの最短胴機です。

僅か50分程のフライト。GPSで位置を確認していたら、ちょうどガイランゲルの真上を通過。本当ならあの下にいたはずなのになぁ…。

オーレスンに向けて高度を下げると、飛行機からの眺めは絶景。フィヨルドの入り組んだ地形、所々雪の残る険しい山々、鏡のような水面。これだけでも飛行機に乗る価値があります。本当に絶景でした。

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オーレスンに到着。搭乗橋もない静かなローカル空港です。ようやくここまで辿り着きました。

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時刻はすでに21時前。バスに乗り市街までは20分ほど。

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急遽予約したクオリティホテル・ウォーターフロントにチェックイン。ようやく安堵。

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ここまで来て少しテンションも上がり始め、体調も回復してきました。
オーレスンはもともと4日目にガイランゲルからベルゲンへ向かう際に立ち寄る予定でしたが、今日中にガイランゲルまで向かうことはできないのでここで1泊します。

時間は22時前ですが、外はまだ夕方の雰囲気。少し街を散策します。

これがオーレスン随一のスポット、ブロスンデ運河。1904年に大火で街が焼失後、アール・ヌーヴォー様式で再建された街並みが美しい。

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この美しいオーレスンの街並みをさらに美しく見せてくれるのがアクスラ山の展望台。

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418段の階段を登った先に絶景が拡がります。

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もうすぐ日が落ちちゃう、と急ぎ足で登ったのですが、杞憂に終わってしまいました。むしろ山頂で待てども待てども日が沈まない。ずーっと夕日。この感覚は日本では味わえません。

ホテルに帰るともう23時。オーレスンは今回の旅の最北地になりますが、それでも北緯62度。北極圏となる北緯66度まではまだちょっとありますし、太陽も5時間ほどは隠れますが、ここでも白夜は充分感じます。晩ごはんを食べていてもランチみたい。寝ようと思っても外は明るい、夜でも明るいって結構辛いことなんだなぁと実感します。


明日はいよいよガイランゲルに向かいます。


ノルウェー旅行 1日目 ~早くも最悪のピンチ~

最新鋭ジャンボ機でフランクフルトへ

今年の夏休み ノルウェー旅行の1日目です。たった7日間でノルウェー奥地のフィヨルドを目指すという弾丸旅行。さて無事に行きますかどうか…。

旅の始まりは羽田空港。そう言えば羽田からヨーロッパに出発するのは初めてだったなぁ。まぁこの便利は便利なんですけど、気分は成田のほうが盛り上がります。

最初のフライトはルフトハンザ・ドイツ航空のLH717便。最新鋭のボーイング747-8での運航です。以前は成田に世界各地からのジャンボジェット機が飛来していましたが、時代の流れと共に消え去り、この羽田で見られるジャンボもルフトハンザとタイ航空、キャセイパシフィック航空くらいになってしまいました。中でもこの747-8はジャンボの最新鋭で、日本では唯一見られる定期便です。

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昼下がり、出発のピークはすでに過ぎているためラウンジも閑散。仕事先から直行の妻がシャワーを浴びている間にゆったりくつろぎます。

そして搭乗時間。座席はジャンボならではの2階席。この階段が特別な空間への気分を盛り上げます。

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最近のビジネスクラスはANAのようなスタッガードと呼ばれる互い違いに独立したシートが並ぶスタイルと、ヘリンボーンやシーラスと呼ばれる斜め配置のスタイルが主流ですが、ルフトハンザのビジネスクラスはそのどちらでもない感じ。座席は2席がハの字型に横並びになっていて、前の座席の隙間に足が入るような形。もちろん互いの足が重ならないよう、パーテションで仕切られて入るものの、三角形になっているのでスペースとしてはちょっと使いづらいですね。

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離陸して新潟から日本海を北上。ロシアの領空に入る頃には機内食の準備が始まります。こちらがメニュー。

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妻は和食。私は洋食の魚をチョイス。

和食の前菜。

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外資系のエアラインで和食の前菜に寿司を出す会社結構あります。「寿司を出しときゃ和食だろ?」 感が半端ないのですが、このあとメインでもご飯が出てくるのに、ご飯の後にご飯を食わせるのか? と疑問を感じずにはいられません…ANAのように和洋関係なく同じ前菜というのも残念ですが、だったら刺し身だけにしておけば? と。まぁビジネスクラスのヘビーユーザーではないのでどうでもいいんですが、世界を股にかける皆さんはどう感じるのでしょうか? それに機内で和食を選択する外国人ってあまり見かけませんよね? 今や和食も世界的にメジャーになりつつあるなんて、日本人の勘違いなのでしょうか…

洋食の前菜。こちらは安定(笑)

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和食のメイン。ご飯のあとのご飯。妻は低評価。

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洋食のメイン。魚はグリーンランド産のオヒョウ。洋食の白身魚結構好きです。ロブスターのクリームソースとの相性も○。

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結論としてはデザートのケーキが一番美味しかった。というのはよくある話。

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さて、食後妻も爆睡する中、あまり寝てしまうと現地についてから辛くなる自分は、機内ネットで暇つぶし。24hで17ユーロ。時間内であれば乗り継ぎ便でも使用可。でも残念ながら小型機には未導入…。到着地の情報や接続便の情報は無料で閲覧できます。

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ふと外を見ると、別の機が並走していました。

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モニターの飛行情報。フライトシミュレーターみたいなコクピットビュー(もちろんCG)の画面もあってびっくり。

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一眠りしたら二食目。妻と和洋交代。
和食はうなぎの蒲焼。機内食の割にはまずまず。味噌汁ともしばしのお別れ。

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洋食はチキンのマッシュポテト添え。付け添えのドライビーフが美味。

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ドイツの大地が見えてきました。

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ほぼ定刻にフランクフルト空港到着。完成して間もないコンコース。

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乗り継ぎが2時間40分と余裕があるので、入国審査の後一旦制限エリア外に出ます。

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まずはお目当てのルフトハンザ・ショップへ。フランクフルトのターミナル内には2つのルフトハンザ・ショップがあって、ルフトハンザグッズを売っているのですが、ほとんどルフトハンザ・オリジナル・リモワのお店になってしまっています。免税制度を併用すれば日本で買うよりかなり安いのと、そもそもルフトハンザ・オリジナルモデルは日本では正規ルートで買えないので、足を運ぶ人も多いようです。ただ、スーツケースなんて壊れて当たり前の消耗品に、ウン万円も出すつもりもない自分のお目当てはルフトハンザのダイキャストモデル(笑)

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今乗ってきたボーイング747-8のherpa製1/500モデルが29ユーロ。日本で買うと5~6,000円はしますな。

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ちなみにルフトハンザのターミナルに近いコンコースAのショップは本当にスーツケース専門店という感じで、モデルプレーンは置いてませんでした。コンコースBの方が店舗も若干大きく、モデルプレーンも豊富にありましたので、リモワに興味が無いマニアの皆様はご注意を。


刻一刻と悲劇が近づくフランクフルト空港

ルフトハンザ・ショップを出て次は近くの薬局へ。こちらで購入したのは日本でも人気のヴェレダ。冬場になると風呂あがりの乾燥肌が酷いので、アイリスのモイスチャーフェイスクリームとざくろオイルを購入。日本円定価で7,100円、ネット通販でも5,000円前後がこちらでは29.4ユーロ。

出発まではラウンジで休みます。こちらは多頻度会員向けではない普通のビジネスクラスラウンジなので、少々混雑気味。

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中にいて気づかなかったのですが、窓の外を見るとかなり強い雨が降っている様子。時より稲光も見えています。しかし、まさかこの天気がこの後悲劇を呼ぶことになろうとは…

搭乗するフライトは21時25分発のLH864便。ラウンジからさほど遠くない場所がゲートだったので、搭乗時刻の10分前にゲートに向かいます。この時点ではまだインフォメーションに遅延等の情報は出ていませんでした。

しかしゲート前のスポットにはまだ機体が到着していません。一度ラウンジに戻ろうかとも考えましたが、しばらく様子を見ることに。外は相変わらずの雷雨です。先程まで頻繁に滑走路を離発着していた飛行機も見られなくなってしまいました。やはりラウンジに戻ろうかと思ったその矢先、目の前に機体が到着。どうやらミュンヘンからの便のようです。そう言えばラウンジのテレビでは、今日発生したミュンヘンの銃乱射事件を頻繁に報道していましたが、まさかその関係でもなさそうです。どんなに早くても折り返しの整備でここから30分はかかります。

結局搭乗開始になったのは22時過ぎ。おそらくオスロに着く頃には日を跨いでしまいそうです。ほぼ満席の乗客の搭乗完了し、非常設備の案内も終わりましたが飛行機は一向に動き出す気配がなし。どうやら先程の雷雨でかなりダイヤが乱れているようです。まぁそれでもすでに機内にいるという安心感もあってか、そのうち動き出すだろうと待っていました。

そこからさらに30分ほど。22時40分くらいになってようやくスポットからプッシュバック。機体はゆっくりと滑走路に向かいます。雷も収まっているようですし、雨も小降りになってきていました。窓からはエミレーツ航空の巨体機A380などが離陸の順番待ちをしている姿が見えます。

滑走路手前でもかなり待たされましたが、離陸のサイン音も鳴って滑走路へ。と、なぜか加速を始めない…
機体はそのまましばらく滑走路を走行し、離陸しないまま誘導路へ出てしまいました。流石にこれには機内もざわつきます。結局元のターミナルへ戻ってエンジンも停止。

え~~~~~っ!! んなアホな。しばらくしてコクピットから理由はよく聞き取れませんでしたが、フライトキャンセルを伝えるアナウンスが…。

あ~神様は我を見捨てたのですか? そうですか。

乗客は荷物を取り出して降機を始めます。周りを見渡すとどうやらこの境遇に晒されているのは私達の便だけではない模様。あちこちら行き場を失った旅行者が右往左往。初めは機体の不具合かと思ったのですがこの様子はどうやら違う模様。

すでに0時近くになっていて、ゲート周辺のカウンターも全てCLOSED…もちろんラウンジもCLOSED…こんな事態なのに対応するスタッフが誰もいないのです…たまたま居合わせた空港のセキュリティスタッフらしき人に旅行者が群がる群がる。

何やら外を指差しているのでそちらへ向かうと…制限区域の外に出てしまいました。

外のチェックインカウンターはかろうじて何人かのスタッフが対応していて、ビジネスクラスの列に並びます。すでにエコノミークラスの方は結構な大行列になっていて、ビジネスクラスで良かったと思う瞬間。4~5組程度の待ちで順番が回ってきました。

結局翌日のフライトに振替となったのですが、午前中の便は既に満席。予約が取れたのは13時05分発。午前中が完全に無駄になってしまいました。いや、というよりこの旅行自体のスケジュールがメチャクチャじゃ~~っ!!

カウンターのおばちゃんに聞くと

「ホテルは自分で手配しろ、料金は後で請求してもらっていいから」と。まぁそりゃそうだろうな。

「で、荷物は?」

「明日の便に積んどいてやるから」

え~~~~~っ!! 今日は受け取れないの~っ?!

ダブルショック…

もともと先週から微熱が続いていて体調があまりよくなかったところ、ここで一気に熱が…上がる…

かくしてフランクフルトの空港で行き場を失った私達の長い夜は、まだまだ続くのでした。


日付が変わったので明日に続く。


ノルウェー旅行 ~旅の準備~

例年夏休みはピークを外して9~10月に取ることが多かったのですが、今年は仕事の都合やらなんやらで7月にもらうことにしました。昨年はイタリア、一昨年はスイスとここ数年ヨーロッパ志向が強いのですが、近年の情勢不安で悩みつつ、選択肢は北欧か東欧に。昨年は8割方チェコ~オーストリアに傾きつつも、手配直前に難民騒動が発生し、急遽イタリアに変更した手前、このルートが最有力だったのですが、物価高で有名な北欧、特にノルウェーが通貨安になっていて、こちらもタイミングとしてはいい感じ。一時は1NOKが20円位まで上がっていたのですが、ここ最近の原油価格下落により、資源国通貨が暴落していたのと、円高傾向も相まって、1NOKが13円を割る場面も出てきていました。前々から北欧も行ってみたかったし…とガイドブックを購入して1週間ほど悩んだ挙句北欧に決定!!

日程は毎度妻の都合で7日しか取れないので、行ける場所は限られています。北欧といえば、フィンランド、スゥエーデン、デンマーク、ノルウェーの4か国、ツアーならそのすべてを周遊してしまうケースが多いのですが、個人旅行では10日間はないときつい…。ならば2か国程度に絞ってと考え、まずはフィヨルドの大自然で有名なノルウェーは外せない、あとはスウェーデンかなぁ、でも買い物するならコペンハーゲンだろうしなぁ、と結局欲張りに。

ということで当初案はストックホルム~ベルゲン~コペンハーゲンという3都市の周遊で組んでみました。これなら街も自然も楽しめる! となかなか自信作のスケジュールを組んだものの、ノルウェーのガイドブックを見れば見るほど、別の場所への興味が惹かれていきます。ノルウェーのフィヨルド観光といえばベルゲンをベースにしたソグネ・フィヨルドが定番。フロム鉄道と船・バスを乗り継ぐゴールデンルートが有名です。しかしガイドブックやツアーパンフを見ていると、大々的に出ているフィヨルドの写真はこのソグネ・フィヨルドではなく、ガイランゲル・フィヨルドというところのよう。ノルウェーにはいくつものフィヨルドがありますが、一番写真写りのいい…というか見た目のいい場所が使われるのは至極当然。ならばその場所に行ってみたい! と思うのも自然。ということでスケジュールを根本的に組み直し、ガイランゲル・フィヨルドをメインとしたノルウェー旅行に決定したのでした。

まず航空券はANAマイレージクラブの特典航空券で手配。ヨーロッパの場合エコノミークラスとビジネスクラスの必要マイルは1.6倍程しか違いがないので、ビジネスクラスを選ばない理由はありません。空席検索すると往路は羽田発のルフトハンザ航空、帰路はイスタンブール経由のターキッシュエアラインズが空いていたのでこちらを確保。何かと不穏なトルコですが、新婚旅行で使った時にかなり満足度が高かったのと、他の空席ルートでは帰路のヨーロッパ発が昼前後になってしまい、時間を有効に使えなかったので。
結局この後にイスタンブール空港でテロとクーデターがあるのですが、ルート変更の特例などは適用されず、そのまま強行することになります。

続いてホテル。初日はフランクフルトから乗り継ぎでオスロに深夜着のためここで1泊。オスロは駅近くに1,000NOK前後で泊まれるビジネスホテルがたくさんあるので問題なし。ベルゲンもまぁ安くはないですが比較的ホテルが多いので問題なさそう。しかし肝心のガイランゲルはホテルが非常に少なく、団体で抑えられてしまっているようで、連泊だとなかなか好条件では見つかりません。数日間チェックを繰り返し、なんとか連泊で施設もある程度充実しているホテルをゲット。しかし料金は朝食付きで1泊1,980NOKというのは仕方ないところ。

ホテルを抑えたところでルートは確定。1泊目はオスロ。翌日列車で北へ向かい、途中絶景ルートとして知られるラウマ鉄道にも乗車。終点オンダルスネスからバスでガイランゲルに入り連泊。その後フィヨルド沿いにバスで海岸部の街オーレスンに出て飛行機でベルゲンへ。ここでも連泊して、念のためガイランゲルが悪天候だった時のために、ソグネ・フィヨルドに行く選択肢も残しておきます。

最終日はベルゲンからコペンハーゲン、イスタンブールと乗り継ぎ東京へ、というルート。本当はAMCの特典航空券でスカンジナビア航空の予約もできるはずなのですが、なぜか全く選択肢に現れず、ベルゲン~コペンハーゲンは別手配。コペンハーゲンでは別切り航空券の乗り継ぎリスクを避けるため、早朝着、夕方発と充分な乗り継ぎ時間を確保。その間にコペンハーゲンの街に出て少し買い物できるようにしました。

特に混雑が予想されるオスロ~オンダルスネスの列車もノルウェー国鉄のサイトで無事予約完了。あとは出発を待つだけです。

東京電力の電気代請求がとっても遅れている件・・・

4月に早々と切り替えを行った電力小売自由化後の新プランですが、契約先の東京電力からの請求が遅れに遅れていることはニュースでも報じられています。原因は東京電力の送電子会社、東京電力パワーグリッドから、新電力各社に対して顧客の消費データが、システム不具合でスムーズに流れていないから…ということだそうです。その影響はENEOSや東京ガスなどの新規参入会社だけでなく、グループ内の東京電力エナジーパートナーで契約している顧客にも拡がっています。

まぁもともと1年経過したら他社に乗り換えるつもりではありましたが、こうも酷いと東京電力グループと直接契約を続けることに嫌気が差してきてしまいますね…コールセンターの電話も1時間以上繋がらないし。

壁紙クロスの汚れを誤魔化してみた

パルコンを新築してから5年目に突入しました。
5年めといえばそろそろ家のあちこちに年季が感じられ始めてもよい頃。少しでも長く、キレイな我が家であってほしいものですが、経年から来る様々な劣化にはこまめかつ効果的なメンテナンスが重要ですね。

先日、玄関収納の中を掃除していると、嫌なものが目についてしまいました。それは換気扇の周囲のクロス汚れ。

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我が家のパルコンは3階建てですが、1階はほとんどが賃貸用にスペースを使っているため、1階は玄関と玄関収納しかありません。換気扇は玄関収納内についていて、階段の蹴上に設けられたガラリを通して床下からの上がってくる吸気とで完結する仕組みになっています。

換気扇はスイッチでON/OFFできるのですが、これを長い間OFFにしていたところ、シャッターも無い換気口から陰圧の室内に空気が逆流してしまっていました。当然本来は排気専用なのでフィルターもついておらず、外から入ってきたホコリやチリで換気扇の周りの壁紙は真っ黒に…慌てて掃除機で吸おうにも、乾いた雑巾で拭こうにも、油と水分を含んでしまっているらしく、ほとんど取ることはできませんでした。洗剤なんかつけても汚れは伸びるばかり。

何かよいアイテムはないかと探していたところ、東急ハンズで見つけたのがこちら。
「ニッケン クロス職人 マニキュアタイプ」。540円でした。

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汚れた壁紙の補修材で、何種類かのカラーが用意されています。一番近そうなオフホワイトを購入して早速使用。

これが使用前。

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キャップにハケがついたマニキュアタイプなので、簡単に塗ることができます。キレイに直線状に塗ってしまうと境界が目立ってしまうため、ハケで外側に散らすようにグラデーションをつけて塗っていきます。

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そしてこちらが使用後。

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カラーも合っていてなかなかよい出来栄え。あまりにも目線に近い場所を大量に塗るのはかなり色合せを慎重にしないと目立ってしまいそうですが、ちょっとした範囲や、今回のように目線からは離れた天井近くではまったく問題ありませんでした。






~電力自由化~ 初月は電力使用料 2.9%削減!!

新料金プランの検針票が送られてこない…

我が家では熟考の結果、2月に東京電力の新プラン「プレミアムプラン」の申し込みを済ませ、3月中旬にはスマートメーターへの交換も完了、4月23日の検針日からいよいよ新プランへ移行となりました。

が、移行と同時に困ったのが「でんき家計簿」で日々の電気使用状況が見れなくなったこと。スマートメーター切替後は旧プランでも30分毎の電力使用状況が確認できたのですが、新プランては7月まで未対応とのこと。これでは本末転倒ですね。一体我が家ではどれだけの電力を使っているのか分からぬまま過ごした1か月。いよいよ最初の検針日を迎えました。

これまでは検針日に検針員が実際にメーターをチェックして、その場で検針票を発行し、ポストに投函していたわけですが、新プランでは電子的にデータを集計することになり、検針票も有料の郵送サービスに変わります。しかし先述の通りネットが対応していないため、それまでは無料で郵送されることになっているのですが、検針日を1週間過ぎても検針票が送られてこない…

しびれを切らして東京電力に電話をすると、30分近く待った挙句出てきたオペレーターからの説明は…「システムトラブルで発送が遅れておりまして…」。まぁそんなことだろうとは思っていましたが、ついでにいくつかの疑問点も質問しておきました。以下はその回答です。

1.これまで毎月数日ずれていた検針日に変わり、毎月固定の計量日というのが設けられる。
2.新料金プランは計量日を基準に使用量が計算される。
3.新プランでも検針日という考え方は残り、検針日に使用量を確定し、4営業日で検針票を作成、さらに2営業日で発送という段取りになっている。よって正常時でも手元に検針票が届くまでは10日近くかかる。
4.初月は旧プランの検針日と新プランの計量日との間で基本料、定額使用量を日割り計算する。

そこで、検針票の発送は遅延してるとも、この電話で料金は確認できるのかと尋ねたところ、データがあれば教えられるとのこと。なんとオペレーターレベルでも1週間以上前に計量日を迎えている需要者の請求データが確認できない場合もあるそうです。いやはや東京電力さんはインフラの整備・運営に徹して、ユーザー対応は他社に任せたほうがよさそうですね…

幸い我が家はオペレーターの端末で使用量を確認することができました。
その内容は以下のとおり。

計量期間 27日間
使用量 299kWh
基本料 842.4円(468円☓2kWh☓(27÷30))
使用料金 8,730円(9,700☓(27÷30))
燃料費調整額 -980.72円
再生エネルギー賦課金 672円
支払額 9,263円

ちなみに同条件で旧プラン(従量電灯C)で計算すると
基本料 3,369.6円(280.8円☓12kVA☓(27÷30))
使用料金 6,969円
電化厨房割引 -199円
燃料費調整額 -980.72円
再生エネルギー賦課金 672円
支払額 9,494円

まぁ僅かではありますが、2.43%、ポイント還元分を含めば2.93%の削減に成功という結果になりました。1年間でももっとも消費電力の少ない時期ということで、場合によってはむしろ割高になる可能性も考えていましたが、60kWhも定額使用量を下回りながらも、基本料の低減効果が大きくほぼ同じ結果に収まったことは幸いでした。次年度以降は常に需要の大きい冬場の最大消費電力を基準に基本料が決まってしまうため、これは初年度のみの特典です。

ちなみに来年度乗り換えを考えている東京ガスやENEOSのプランで比較してみても、プレミアムプランの方が50~100円ほど割安に。ただ、これは基本料を12kVAのままで計算した場合なので、10kVA程度に落とせば逆転します。いずれにしても冬場の基本料がどれだけになるかが決め手です。


関連記事:
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~電力自由化~ でんき家計簿で30分毎の消費量を確認
~電力自由化~ スマートメーターの切り替えが完了しました
家庭向け電力販売自由化を考える 2
家庭向け電力小売自由化を考える



台湾旅行(14) 4日目・最終日 ~鹿港から桃園空港へ~

14回目の台湾旅行最終日。
昨日は鹿港の夕方から夜の姿を楽しみました。九份もそうですが、台湾で観光地となるような昔ながらの街並みは、観光客が引きひっそりとした夜こそ、その魅力が最大に発揮されるような気がします。

最終日の今日は10時過ぎのバスで台中、高速鉄道に乗り換え桃園空港から帰国というスケジュールです。

まずは朝の鹿港を散策します。
街の西にある摸乳巷。昨日行った九曲巷よりさらに細く狭い路地です。幅が70cm程しかなく、すれ違うと胸に触ってしまうということからこの名がついたそうですが…ここまでくるともはや家と家の隙間を強引に通ってるだけのような気もしますが、防火の役割も持った立派な道です。この道の入口には一応看板もありますが、スマホのGPSを見ながらでないと一発で見つけるのは難しいです。

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大通りに出て北へ向かうと庶民的な市場もありました。観光スポットからは少し外れていますが、鹿港の生活感が溢れるエリアです。

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昨晩訪れた老街ももう一度。やはり夜の方が雰囲気がありますね。それにしても9時前からすごい暑さ…。

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名物のカキをむいているおばさん達。

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最後に昨日の肉まんをもう一度食べたくなり、また阿振肉包に行きました。
肉まんは今食べる用、具のない饅頭は東京に持ち帰えります。

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宿へ戻るため歩いていると、後ろから中年の男性に声をかけられました。

「ニホンジン?」

台湾ではまぁたまに声をかけられることはあるのですが…男性は私の持つ阿振肉包の袋包を指差しながら「ボス」だと。えぇーーっ、肉まん屋のご主人!! その後は英語日本語を織り交ぜながら、この店の味に感動し、修行をして東京で店を開いている日本人のことや野球のことなどしばし立ち話。記念の写真まで撮らせてもらってお別れしました。こんなサプライズも嬉しいですね。

鹿港を10時12分の台湾好行バスで高鐵台中駅に向かいます。台中行きのバスは通常の路線バスも走っていますが、時間が丁度よかったのと、観光客向けの急行バスなので途中停留所が少なく、所要時間が若干早いのもメリットです。乗り場は宿から歩いても10分弱なのですが、スタッフの方がカートで送ってくれました。カートを準備していると、ラウンジで床に這いつくばっていた宿の飼い犬が猛ダッシュ。我先に運転席に乗り込み、降ろそうとしても微動だにしません。

結局犬を載せたままバスターミナルに出発します。頭を外に出して颯爽と風を切りながらご満悦。カートに乗るのが大好きなんですね。このあと別の欧米人客を乗せてもう一周してきましたが、もちろん犬も同乗していました。

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台湾好行バスは彰化の中心部を抜けて台中を目指します。しかし途中台鉄の跨線橋の上で大渋滞。ただの信号渋滞かと思ったのですが、何か様子が変。反対側の車線は1台もクルマが通っておらず、何人もの人達がほうきとチリトリを持って道を掃除しています。こんな平日の真昼間に幹線道路の橋を封鎖して掃除とは、台湾もやるな…と関心したのですが、あとで台湾のニュースサイトを見たら、まさにこの光景がトップニュースに。なんでも釘ネジを過積載したトラックから積み荷がこぼれ、この橋の前後数kmにわたってばら撒いていったそう。当然後続車がその釘ネジを踏んでタイヤに刺さりみんなパンク。近所の自動車修理屋さん大繁盛。とまぁ台湾でも大ニュースになるような場面に遭遇していたのでした…。

おかげで周辺の道路は大混雑。結局台中についたのは定刻よりも30分近く遅延。予定していた高速鉄道にも間に合わず、1本遅い列車に乗ることになりました。

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台中駅で昼ごはんの駅弁を調達。なんだかかなり日本ナイズな弁当に手を出してしまいました。味は推して知るべし。

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列車が1本遅れたとはいえ、もともと桃園で買い物をする予定だったため、かなり余裕をもったスケジュールだったので影響はなし。高鐵桃園駅前のアウトレットモールに足を運びます。

高鐵の駅前には開業が遅れに遅れている桃園機場捷運の駅もすでに完成済み。これだけ見るといつ開業してもおかしくない雰囲気ですが、信号システム関係のトラブルがあり開業のめどは立っていないそうです。もう何年も前から、次に台湾来るときは開通してるんだろうなぁと思いつつ、未だに未定とは…

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駅から道を一本渡るとすぐ向かい側が華泰名品城(グロリア・アウトレット)です。月曜の昼下がりということでモール内は閑散。いや近くの林口に三井アウトレット・パークがオープンしたので、もしかしたらいつも閑散なのかもしれませんが。

ここでのお目当てはイギリス発のスポーツ・カジュアルブランド Superdry。「極度乾燥(しなさい)」という怪しい日本語で有名なアレですね。最近は訪日観光客が堂々と書かれたバッグを引っさげている姿もよく目にするようになりました。さすがに日本未上陸のブランドです。台湾でもかなり目にします。
はじめは気にも留めなかったですが、ここまで世界的なブランドになってくると気になる気になる。

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店内には「会員証な」とか意味不明の日本語が書かれたTシャツやバッグがたくさん。でも漢字圏の台湾だからか、アルファベットデザインの方が比率としては高かったです。それでもTOKYO、OSAKA、JAPAN、Superdry、とまぁ日本人が見たらこっ恥ずかしいデザインは、ある意味シュールで個性的です。

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またこのSuperdryが厄介なのは、そこそこ品質がよくお値段も高めなこと。ふざけた日本語Tシャツ5,000円は、ネタとして買うには少々抵抗ある定価。それでもここはアウトレットなので半額セール中。妻はTシャツ、私はビーチサンダルを購入。いやぁこのブランドを身に着けている日本人って、想像しただけでも笑えます。もちろん日本で着る勇気はないですが…。


高鐵桃園駅から空港はバスで15分ほど。空港のショップで台鉄普悠瑪号デザインのご当地マグネットがあったので購入。写真では分かりづらいですが、左上の猫空覧車がバネで飛び出してきています。私のご当地・観光マグネットコレクションでも初めてのスタイルです。

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帰りもトランスアジア航空のA320で帰国です。

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台湾旅行(14) 3日目 ~梨山から鹿港へ~

幸福バスで梨山を下山

早朝目を覚ましベランダに出てみると素晴らしい雲海が広がっていました。下界と違い空気もひんやりと冷たく、清々しい朝です。

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朝食を済ませて目の前のバス停へ。今日は8時発の豊原客運で下山します。バスは台中の北に位置する豊原行き。本来であれば直線的に台中方面へ通じる道路があるのですが、災害で長らく通行止めになっていて、このバスも南へ大きく迂回し南投県埔里を経由して運行しています。乗り通せばなんと6時間!! しかもマイクロバス!! この路線は幸福バスと呼ばれていて、運転士さんもほぼ固定されていることから、地元の人とのふれあいを描いたドキュメンタリーがYoutubeでも見ることができます。


出発前の幸福バス。犬が乗客を出迎えています。

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同時間帯には宜蘭行きのバスも出発を待っていて、昨日乗ってきた運転士さんが折り返していきます。私たちのことを覚えていてくれたようで、物好きな日本人夫婦を笑顔で見送ってくれました。一方豊原客運のバスの運転士さんは、王さんというまさにYoutubeで見た番組で取り上げられていた張本人。ホント毎日同じ路線を担当されているんですね。感服。

梨山を出発したバスは集落の中でお客さんを拾っていき、ほぼ満席の状態。最後部には混雑時に補助椅子となるであろうプラスチック製のスツールが重ねてあります。

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これが路線図。気が遠くなります。

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バスは一路山を下り…と言いたいところですが、実は一旦ここからさらに高度を上げていきます。梨山自体も標高2,500mとかなりの高所ですが、台中側へ抜けるためには合歓山という3,000m級の山を越えていかなければなりません。

道はますます険しくなり、至るところで崩壊しています。

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花蓮との分岐点になる大禹嶺を過ぎると木々もほとんどなくなり、合歡山管理站で5分程の小休止。

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クルマで訪れることのできる台湾最高地点、3,275mの武嶺を過ぎるとここからは一気に下り坂。動きの軽快なマイクロバスなので、カーブや加減速の勢いが強く妻もやや酔い気味。

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天気もよくところどころ渋滞にはまりながら梨山から2時間半ほどで清境農場へ到着。バスの行程としてはまだ半分にもなってませんがここで下車。清境農場は退役軍人団体が運営する観光牧場で、羊が戯れる台湾らしからぬ牧歌的な雰囲気のスポットです。

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濃厚な羊ミルクも。妻は美味しくなさそうでしたが…

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ただ、山間の急峻な場所にあるため、牧場と言っても広大な草原が広がっているわけではなく、かなりの勾配の途中に施設が点在しており、まぁ下界の暑さを避けてここも凄い人混みですが、正直外国人観光客がわざわざ来るような場所ではありません…ではなぜここで下車したかと言うと、この近くのセブンイレブンに清境農場限定OPENちゃんグッズがあるという、まぁどうでもいい理由です。

こんな山奥にまでセブンイレブン。恐るべし台湾…

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そして、OPENちゃんグッズコーナー。

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そして、これがお目当ての清境農場限定OPENちゃんぬいぐるみ。

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もはや誰?
そしてあまり売れていないのか、どのぬいぐるみも袋の中に小さな虫が…

こちらはハローキティとのコラボグッズ。

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農場からセブンイレブンが予想以上に遠く、急いで買い物を済ませバス停に戻ります。
梨山からのバスは1日一本ですが、このあたりからは麓の埔里まで1~2時間おきにバスが走っています。バス停で待っていると次から次へとタクシーの運ちゃんが声をかけてきます。こんな山奥までタクシーが客引きに来るとは…朝下でお客さんを載せてきたのでしょうか? 最初は無視していたのですが、時間を過ぎてもなかなかバスがやってこないのと、まぁ料金だけでもと聞いてみると台中まで2人で700元とのこと。それってバスより安いじゃん…多少不安に思いながらもメモに書いて確認し、タクシーのお世話になることに。本来はバスで埔里まで行き、乗り換えて高鐵台中駅を目指すつもりだったため、料金もさることながら時間の節約がかなりできます。タクシーは途中霧社で混乗のお客さんを探しますが、結局乗ってくる人はおらず貸し切り。一時間半ほどで台中に到着してしまいました。

ここからは今日の宿泊地、鹿港を目指します。台中駅は高鐵の駅に隣接して在来線の新烏日駅があり、以前は随分と殺風景でしたが、今は鉄道グッズを扱うお店や、子供向けの遊び場もできて賑やかになっていました。

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台鉄のNゲージ模型も編成セットで売っています。普悠瑪の8両セットは8,500元…高い…。

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ここから10分ほど区間車に乗って彰化へ。日本設計台湾製造の新車が大分増えました。

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彰化扇形機関庫を満喫

彰化は台中の南隣の街。観光地としてはあまりクローズアップされませんが、今夜宿泊する鹿港への乗り換え地になります。そして最近有名になってきたのが台湾に唯一残る扇形機関庫。日本では京都の梅小路、今の京都鉄道博物館が有名ですが、日本統治時代1922年に建設された機関庫が今でも現役でしかもそれが一般公開されているということで話題になっています。

彰化駅の行李室に荷物を預け、駅を背に左へ7~8分、地下道をくぐって線路の反対側へ出ると扇形機関庫の入口があります。平日は月曜を除く13:00-16:00、土日は10:00-16:00まで無料で開放されています。

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敷地内は家族連れや鉄道ファンがたくさん。機関庫自体の大きさはさほどではありませんが、12列の放射状に拡がった線路には日本製の蒸気機関車やディーゼル機関車が収まっていて、堂々とした佇まいです。ここの凄いところは現役で稼働している機関庫を自由に見学できること。ロープや鎖で立入禁止区域が張り巡らされているわけでもなく(もちろん機関庫以外の場所は立入禁止です)本当に自由。日本では考えられない台湾の緩さに感服です。一方で自由ということは逆に一人ひとりに責任が注意義務があるということ。警備員さんはいますが、怪我の無いよう利用者同士が慎重に見学する必要があります。

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もう16時の閉館も近くなっていましたが、ちょうど仕事を終えたディーゼル機関車が車庫に戻ってきました。
転車台に載り一列だけですが回ってくれました。

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脇には展望台もあり、機関庫や本線を行く列車を見下ろすこともできます。

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大満足の機関庫見学を終え、帰りは駅の後ろ側を歩いていきます。途中旧型客車を再利用した物置? がありました。脇の建物は新しいので、もしかしたらカフェとかに改装するのでしょうか?

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彰化後車駅。バイクがエライことになってます。

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跨線橋を渡って正面へ。旧型の客車や特急列車が留置されています。中南部はまだこういう風景が残っているんですね。

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今日はここからバスに乗り鹿港を目指しますが、ここで少し腹ごしらえ。彰化の小吃として有名な「猫鼠麺」のお店に向かいます。駅から右手に徒歩10分ほど。「猫鼠麺」の看板を掲げたお店が見えてきます。

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画数多くて字面だけ見てもおどろおどろしい感じがしますが、もちろん猫や鼠の肉を使っているわけではなく、初代のご主人のニックネームからついたとか。注文したのは猫鼠三宝麺。鶏肉、エビ、椎茸のお団子がトッピングされた看板メニューです。ぱっと見台南の担仔麺にも似ていますが、スープはシジミの出汁がとても効いていて、今まで台湾では味わったことのない感覚。とてもさっぱりしていて、太目の麺によく絡み、トッピングとも相まって本当に美味しい麺でした。

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古都 鹿港へ

駅に戻り今日の宿泊地鹿港に向かいます。鹿港は鉄道が通っていないため、駅前のバスターミナルからは鹿港行きの路線バスが頻繁に発着しています。鹿港までの系統は複数あり、本数は少ないですがやや遠回りの系統もあるので注意が必要です。

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鹿港までは40分ほど。賑やかな鹿港のメインストリートを抜け托兒所バス停で下車。ここから歩いて5分ほどで今日のお宿「二鹿行館」です。

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鹿港は有名な観光地ではあるものの、宿泊施設が非常に少なく、こちらの二鹿行館は立派な建物ですがB&Bの民宿です。1階は食堂を兼ねた素敵なラウンジ。お部屋も広さ充分で、民宿ならではのオーナーの遊び心が所々に現れています。チェックインの時には奥さんが周辺の地図をもとに観光コースを英語で丁寧に説明していただけました。

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時間はもう18時前ですがまだまだ明るく、涼しくなったところで散策に出かけます。
宿から少し歩くと民俗文物館があります。今日はすでに閉館、明日は休館なので中は見ることができませんでしたが、とても立派な建物です。日本時代の豪商の邸宅で、中は多くの家具や美術品が展示されているそうです。

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さらに進むとメインストリート中山路に出ます。台湾各地の老街で見られる日本時代に建てられたバロック様式の建物が軒を連ねます。ただ鹿港の凄いところは、ここが老街ではないということ。他所では日本時代の建物が老街になっているところが多いですが、鹿港ではより古い清時代の建物の集まるところが老街なんですね。なのでここは新市街です…。

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中山路を横断してさらに西側へ進むと九曲巷。地図を持っていても一回は入口を通りすぎてしまうほど、まさに路地という細い道が続きます。スマホのGPSとにらめっこしながら道を探します。海に近いため強風を防いだり、防犯の役割も兼ねてこのような曲がりくねった細い道になったとか。観光地にはなっていますが沿道は今でも普通に生活が続いています。昼間であれば観光客も多いのでしょうが、この時間帯は自分たちだけ。薄暗くなり始めた街並みもあって、とても不思議な空間です。

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小腹がすいてきたので中山路の有名な肉まん屋さん「阿振肉包」へ。営業は19時までですが、もう品切れのメニューも多く、残り少なくなった定番の肉まんと、具の入っていない饅頭を買って食べ歩きます。

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少し南西方向に歩くと400年近い歴史を持つ古跡「龍山寺」。風格のあるお寺です。自分たちは中山路側から来てしまったので、裏口から入る形になってしまったのですが、反対西側の龍山街が正面。ここから入ると山門、正殿、後殿と続き、台湾の紫禁城と言われる四進三院の建築様式を実感することができます。

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ここから一気に街の北側へ縦断すると「老街」。ここも昼間は観光客向けの店が開いて賑やかなのだと思いますが、この時間はひっそり。台北の九份もそうですが、老街は明かりが灯り、人気のないひっそりとしたこの時間帯が大好きです。本当にタイムスリップしたような気分になります。

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中山路へ戻りさらに北へ行くと天后宮。周辺はちょっとした夜市のようになっており、龍山寺と比べ寺としての規模は小さいながらも、華やかで賑やかな雰囲気です。航海の安全を守る神、媽祖が祀られていて、夜も参拝者が絶ちません。中ではストラップなどの媽祖グッズやガチャポンもあったり、境内横にはファミリーマートがあったり、かなり商売上手な感はありますが…

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天后宮の前の食堂で晩ごはん。これもまた鹿港名物のカキを使ったオムレツ、海鮮焼きそばを食します。

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食後のデザートは麺茶。麺といえば小麦粉。これに砂糖やゴマを加えてきな粉のようになったものをお湯で溶いて飲むので若干粉っぽいのですが、この時期はかき氷のトッピングとしても美味しくいただけます。

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帰りは中山路沿いの老舗菓子店「玉珍齋」で買い物。パイナップルケーキや求肥のようなお菓子を購入。

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初めて訪れた鹿港ですが、やはり一泊してこそその価値があるような気がします。というか台湾はそういう場所が多いですね。鹿港を訪れる際はぜひ1泊を。

明日は平日朝の鹿港を周り帰国します。





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